知らぬが仏?私の添乗員時代 (1)
今回は某AGTのM.S.氏より投稿いただきました
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このごろ、よくTVで海外の事情を紹介する番組が数多く放送されていますが、15年前は「なるほどザワールド」くらいであったでしょうか。その当時からようやく海外の事情や習慣の情報が入ってくるようになりました。

私自身、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」、「百聞は一見に如かず」の精神で海外に向かいますが、過去添乗中に見かけましたお客様の珍事(後で顔面蒼白・赤面)をご紹介させていただきます。

@ ホテルのトイレで

これは欧州に添乗に行った時に起きたケースです。(今思い出すと赤面・・・・。)

海外のホテルで、トイレの便器が2つあるホテルに宿泊された経験はありませんか?

1つは通常の便器、もう1つは女性用のものです。双方の使い方は大きな違いがありますが、日本人にとってトイレに便器が2つあること自体珍しいことでありますが、特に女性用の便器の存在すら知らない日本人本男性は多いのではと思います。

そのときもお客様自身、その便器を見て使用方法をいろいろ考え悩んだ結果、外出から帰ったときに手洗いに使用されましたり、起床されてから毎日洗顔に使用された方もいらっしゃいました。

このエピソードは帰国後の反省会で大変な話題になりました。

また一方で、海外においては、日本のようにフロアから天井まで全て壁に隔てられているトイレはほとんどないといっても過言ではありません。

が、習慣上どうしても他人に見られているようで、落ち着いて用を足せない方がいらっしゃいました。

なかには、隣から手が出てきそうなので、朝必ずホテルで用を足してから出てくるという方もいらっしゃいました。私も心境はわかるような気がします。

 
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