分厚い木の扉を開けて中に入ると、大きな暖炉を中心に、アーリーアメリカンそのものの重厚な吹き抜けのロビーが当時のままの状態で迎えてくれる。かつてはこのロビーで撮影を終えた数々の名優が疲れを癒していたとか。。。
このギャラップという町は、“ Indian Capital of the World ”という別名を持つ通り、周辺にはナバホ族をはじめ、アコマ族やズニ族、ホピ族、イスレタ族などのネイティブ・アメリカンの居留地が数多く散在しており、彼らの伝統文化と融合することによって成り立ってきた歴史を持っている。
ロビーのそこかしこにナバホ手織りのラグやカチナとよばれる精霊の人形などが適度にレイアウトされ、何ともいえない心地よさを与えてくれる。傍らには当時のタバコの自販機。残念ながら現在は使用されていないが、当時は5¢で売られていたとか。。。
2階には、吹き抜けのロビーを取り囲むように回廊があり、このホテルに滞在したであろう西部劇の名優達の写真がズラリ! これは映画ファンにはたまらない!
|