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“ここは天国か?
はたまた地獄の入口か?” 
ラオスにある謎の公園



ラオスの首都ヴィエンチャンからメコン川沿いを走ること約1時間。のどかな民家が続く川沿いの村の中に奇妙なスポットがある。。。その名はブッダパーク(BUDDHA PARK)。

現地の言葉では“ワット・シェンクワン(シェンクワン寺院)”と呼ばれるこの公園は、仏教とヒンドゥー教に傾倒していたという神秘主義者ルアンプー・ブンレア・スリラット氏という、まったくの個人がせっせと造ったテーマパークで、1958年に完成してから既に50年以上もの歴史を持っており、園内にはコンクリート製の様々な仏像やら神様がこれでもかと並んでいる。

彼は、建築や美術の経験はまったくなかったとのことだが、見方によってはなかなか芸術的で、ある意味衝撃的な神様の姿を見ることができる。


狭い谷底にあるパロ空港

仏像、ゆったりと・・・

たのしげな神様

集会


園内には説明やストーリーらしきものは一切なく、ただただ奇怪な仏像や、組体操していたり、ギターを弾いているような神様、はたまたダンスしている女神様がいるかと思えば、ワニや象やコオロギの巨大なオブジェが無造作に並んでいたりと、なかなか収拾がつかない雑多さに、想像力は限りなく広がる。

開祖(?)のルアンプー・ブンレア・スリラット氏は、1975年の革命時にタイに亡命したが、亡命先のノンカイ(メコン川を挟んでブッダパークのすぐ対岸の町)に、ほぼ同じものを造り上げたそうで、ワット・ケークとしてこちらも観光スポットになっている。

ワニのオブジェ


正直、真剣なのかふざけているのかわからないが、ある本では世界遺産に対抗して“奇界遺産”として紹介されるほど、ここ数年人気急上昇の名(迷?)スポットだ!

(終わり)



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