サワロとは“巨大なロウソク”という意味があり、その名の通り、大きなものになると、幹の太さ60センチ、高さ15メートルにもなるが、意外と成長は遅く、10メートルを超える高さになるまでには150〜200年を要するといわれている。
この地方は、夏になると連日摂氏40度を超える灼熱の砂漠であるが、1本のサワロには、6〜10トンの水が蓄えられているといわれる。