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(6)
初転法輪の地・サルナート


初転法輪の地・サルナート

ブッダガヤで悟りを開いた釈迦(ブッダ)は、果たして人々がこの教えを理解することができるかどうか思い悩んだ末、かつて苦行を捨てた自分に失望して離れていった5人の修行僧のもとを訪ねる。彼らを理解せさずして他の人々の教化はあり得ないと考えたのである。

当時、野生の鹿が多く見られたことから鹿野苑ともよばれたサルナートに5人の修行僧を訪ねた釈迦は、この地で初めて自らの教えを説き(初転法輪=初めて法の車輪が回り始めたという意味)、その言葉に感動した5人は釈迦の最初の弟子となり、ここに宗教としての仏教が成立したとされている。

サルナートの遺跡公園には、「次のブッダとなる弥勒菩薩がその約束を受けたところ」として築かれた高さ44メートル、直径36.6メートルの巨大なダメーク・ストゥーパが聳える。表面には1600年もの昔に施されたグプタ王朝期の美しいレリーフが残る。

周囲にはたくさんの寺院や僧院が整然と立ち並んでいたが、イスラム教徒の攻撃や度重なる火災などで、現在は基壇を残すのみ。

ここで発掘されたアショカ王の石柱先端にあった4頭の獅子像は、現在のインド国章にも用いられており、仏教美術の最高傑作のひとつとされるサルナート仏・初転法輪像とともにサルナート考古博物館に収蔵されている。

仏跡巡礼シリーズ

写真:M.Nakamura
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