スワンインターナショナル


2017年8月21日 アメリカ・アイダホ皆既日食観測の旅

アメリカ皆既日食(2017-8-21)観測ツアー
近年稀に見る大天体ショー!“Great American Eclipse”

米アイダホ・皆既日食観測 ツアーレポート

2017年8月21日 東西4500キロにも渡るアメリカ大陸を横断する皆既日食が観測されます。

ダイヤモンドリング(イメージ)

皆既日食が見られる皆既帯は、太平洋側のオレゴン州から、大西洋 に面したサウスカロライナ州まで、実に12もの州にまたがり、現地では“Great American Eclipse”とも名付けられ、しかも太陽高度が高い日中に起こることから、近年稀に見る大天体ショーとなることが期待されています。

スワンインターナショナルでは、その数ある観測地の中で、この時期の天候が安定しており、特に条件がいいとされるアイダホ州東部、標高1600メートルの高原にある町アルコ(Arco)を観測地に選びました。

ツアー参加の皆さんへ、うれしい3つのプレゼント!



ツアー概要

旅行の概要

出発地/出発日

羽田/2017年8月19日(土)出発

※今回ご利用いただくアメリカン航空のサマースケジュールの変更により、当ツアーの帰国便は、成田行169便をご利用いただくことになりました。これにより、“羽田発・成田着”となり、ご出発とご帰国の空港が異なっておりますので、ご注意ください。

今回の帰着空港の変更に伴い、ほとんどのお客様にとって、ご帰宅のための交通費のご負担が増えることが予想されるため、旅行代金を一律3,000円の値引きとさせていただきます。

最少催行人数/募集人数

15名/20名

受付終了いたしました

食事

朝3回、昼2回、夕3回(機内食含まず)※食事はホテルによりコンチネンタル・ブレックファストのご用意となります。

日本国内線

羽田以外の設定はございません。別途ご購入ください。

添乗員

日食観測に精通した添乗員が日本から同行してお世話いたします。

利用航空会社

アメリカン航空指定(国際線及び国内線)

利用ホテル

ソルトレイクシティ

ラ・キンタ・イン・エアポート または同等クラス

アルコ

DKモーテル または同等クラス

※いずれも無料WIFIサービス付き。
※バスタブなし(シャワーのみ)のお部屋となる場合があります。金額はいずれの場合も同額です。 

交通機関について

移動移動は大型バス!座席を1名につき2席利用で快適!

ツアーの基点となるユタ州都ソルトレイクシティから、観測地であるアイダホ州アルコまでは片道約250マイル(400キロ)・4時間のバスの旅。

当ツアーでは、お客様の大切なカメラや光学機器への振動による影響を最小限に留めるため、大型バスの座席をお一人様につき2席ご用意!

大切なカメラなどは、移動中もご自身の隣りに置けるので安心です。


ツアー日程


8月19日(土)

 夕刻:アメリカン航空26便(16:25発予定)にてロサンゼルスへ
 ==== 日付変更線通過 ===

 午前:着(10:55着予定)後、入国手続きと国内線乗り継ぎ
 夜 :アメリカン航空国内線にてソルトレイクシティへ
 夜 :着後、専用バスにてホテルへ


8月20日(日) 

 午前:専用バスにてアルコへ(約4時間)
 午前:着後、観測地下見
 午後:クレーターズ・オブ・ザ・ムーン観光(入場)、ナンバーヒル(下車)


8月21日(月)

 出発まで:皆既日食観測
※観測地概要:北緯43度38分/西経113度18分/標高1600メートル
第一接触 10時13分44秒/高度36.3度/方位110.3度
第二接触 11時30分58秒/高度48.3度/方位130.1度
最大食  11時31分48秒/高度48.4度/方位130.3度
■ 皆既時間:1分40秒 ■
第三接触 11時32分38秒/高度48.6度/方位130.6度
第四接触 12時55分32秒/高度57.0度/方位161.5度
 午後:昼食、チェックアウト後、専用バスにてソルトレイクシティへ(約4時間)
 ※客室は、午後3時までご利用いただけます
 夜:夕食後、ホテルへ


8月22日(火) 

 午前:アメリカン航空国内線にてロサンゼルスへ
 午前:着後、国際線乗り継ぎ
 午前:アメリカン航空169便(11:45発予定)にて帰国の途へ
 ==== 日付変更線通過 ===


8月23日(水)

 午後:午後:成田着(15:25着予定)



観測地データ

今回の「アメリカ皆既日食ツアー」の観測地に選んだのは、アメリカ大陸を横断する長大な皆既帯の中でも、晴天率や雲量の少なさで、群を抜いて条件が整っているといわれるオレゴン州からアイダホ州にかけての乾燥地帯の中で、アイダホ州東部の標高1600メートルに位置する人口1,000人にも満たない小さな町アルコ(ARCO)。

8月の降水量はわずか16ミリ、平均雲量も30%未満という乾燥した地域です。

観測に最適な場所を選定!

    

観測場所としてご利用いただけるのは、宿泊施設となるモーテル(幹線道路沿いにある自動車旅行者のための簡易ホテル)の正面にある芝生が美しい公園です。

もともと大きな宿泊施設がないこの町では、大人数の日食観測ツアーが押し寄せる心配もなく、ゆっくりと観測を楽しんでいただくことができます。

※公共の公園のため、貸切ではありません。また、ホテル敷地内や近辺での観測も可能です(いずれも徒歩圏内)。

(2016年8月21日撮影)


ご旅行代金

※多くのお問い合わせ、お申込みをいただき、ありがとうございます。おかげさまでアメリカ皆既日食観測ツアーは満席となりました。申し訳ありませんが、新規のお申込みはキャンセル待ちでのお預かりとなります。

基本料金

488,000円 → 485,000円  (2017年8月19日出発:5日間)

小児料金:大人と同額

1人部屋追加料金

50,000円

※お一人様でのご利用は、部屋数に限りがあるため先着順とさせていただきます。ご希望の際は、お申込み時に必ず可否をご確認ください。

上記に含まれない料金

羽田空港施設使用料(2,570円)、羽田空港旅客保安サービス料(100円)、米国米国保安サービス料(1,160円)、米国国際通行税(3,680円)、米国動植物検疫使用料(410円)、米国入国審査料(730円)、税関審査料(570円)、米国空港施設使用料(470円) 上記計9,690円を、別途ご旅行費用に加算してお支払いください。 

※レートにより金額が変わる場合があります。

※今後の原油価格の変動により、燃油サーチャージの新設・増額の際は、当該額を別途加算いたします。



山火事(WILDFIRE)とセンターピボットによる影響について

アメリカの山火事について

乾季にあたる夏のアメリカ中西部では、WILDFIREとよばれる山火事が頻繁に発生します。

これは秋から春にかけての雨季に、大量の降雨や積雪のある地域に形成される森林が、夏の長い乾季の間に極度に乾燥することで、落雷や樹木同士の摩擦によって発火するものです。

また、多くの国立公園や国有林をもつアメリカでは、“森林火災も自然の一部”との考えから、“自然発火による森林火災は原則として消化活動をしない”とされているため、広大な森林を延焼しながら何日も燃え続けている様子は、例年日本でも報道されているほどです。

 今回の皆既日食で、気象条件が最も恵まれているとされるオレゴン州やアイダホ州、ワイオミング州においても例外ではなく、毎年6月から9月のかけて多くの山火事が発生するため、観測地の選定のためには、気象条件に加え、万一の山火事による煙の影響も考慮する必要があります。

当ツアーの観測地としてご案内するアイダホ州アルコは北緯43度38分に位置しており、この季節は南西から北北東に向けての南西偏西風が流れています。

アルコへの影響について

アルコはアイダホ州の南側を東西に走るスネークリバー・プレイン(SNAKE RIVER PLAIN)という大平原の北端にあり、東から南西の方向にかけての広い範囲に山や森林はありません。

また、風上となる南西方向にはクレーターズ・オブ・ザ・ムーン(CRATERS OF THE MOON N.M)という溶岩台地が広がっており、樹木や草もまばらなため、この方面で山火事が発生することは通常ありません。

アルコの西から北西にかけては、ソートゥース国立森林公園(SAWTOOTH NATIONAL FOREST)という広大な森林が広がり、毎年のように山火事が発生していますが、NASAの衛星写真でもわかる通り、アルコ方面に煙が流れてくることは夕方の時間帯や、ごく稀に風向きが変わった時に限られています。

規模の大きな山火事になると空の半分以上を煙が覆うこともあり、皆既日食の当日まで、山火事情報には注意が必要です。

センターピボット(CENTER PIVOT)

また、アメリカ中西部には、センターピボット(CENTER PIVOT)という農場がたくさん存在しています。

これは、乾燥地域特有の灌漑農法で、汲み上げた地下水を自走式の配管を使って円形の農場に水や肥料を撒くものです。

ひとつの農場の半径は数百メートル規模で、盛夏には1日に何度も大量の水が撒かれるため、進行にともなって急激に気温が下がる皆既日食にどういった影響が出るのかは未知数です。

アルコ周辺にもセンターピボットは複数ありますが、万一の観測への影響を回避するため、第1接触から皆既そして第4接触に至る東南東(110度)から南南東(161度)にかけての約50度の範囲にセンターピボット群がない場所を選んでいます。

対応には万全を

当日の天候はもちろん、山火事の煙やセンターピボットによる影響など、考慮すべき要素はたくさんありますが、当ツアーの今回の観測地選定にあたっては、万一の際の複数の通行ルート確保や、当日の空の状況に応じてのフレキシブルな対応等も考慮いたしました。

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