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国 名 |
中華人民共和国(PEOPLE’S REPUBLIC OF CHINA) 1949年10月1日建国 |
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首都 北京
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地 理 |
世界最大の約12億の人口を持つ大国で、面積960万平方`は日本の約26倍。広大な平野のイメージがあるが、平野部は比較的少なく、赤茶けた土壌や黄土、そして砂漠と高山が大半を占めており、森林地帯は約10%のみ。世界の屋根といわれるチベット高原や、世界最高峰のチョモランマ(エベレスト)峰も中国に属している。
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民 族 |
全体の94%を占める漢族をはじめ、55の少数民族が混在している。辺境部などでは、少数民族が大多数を占めており、自治区や自治州が置かれている。最大の少数民族は壮(チワン)族で、その数1500万人を超える。
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言 語 |
基本的には中国語だが、中国語の中にも普通語といわれる北京語の他、上海語や広東語など、方言が各地にあり、発音は全く異なっている。また、少数民族は、ウイグル語やチベット語などの独自の言語を使っているケースが多い。
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休 日 |
原則的に週休2日制。下記に挙げるのは全国一律の休日(2010年)だが、他にも女性のみ半日休みとなる三八国際婦女節などの一部層のみの休日もある。
2010年法定休日
1月1日〜1月3日 元旦
2月13日〜2月19日 春節
4月3日〜4月5日 清明節
5月1日〜5月3日 労働節
6月14日〜6月16日 端午節
9月22日〜9月24日 中秋節
10月1日〜10月7日 国慶節
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通貨と両替 |
中国の通貨は元で、補助通貨として角と分があります。1元はおおよそ14.0円(2009年1月)で、1万円を両すると、715元前後になります。一部地域を除いて、中国はすべて同一レートで両替できますので、ホテル内の銀行が安心です。また、両替時に発行される換金票は、帰国時の再両替時に必要となりますので、大切に保管しておいてください。
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時差 |
中国と日本の時差は1時間で、日本の午前9時は、中国では午前8時です。全国統一されていますので、西域の夏は夜9時でもまだ明るい状態です。
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飲料水 |
生水は絶対に飲まないでください。中国は硬水という、鉱物性が強い水ですので、慣れない日本人は下痢をしやすく、飲用には適していません。ホテルの部屋に用意されているポットのお湯や、ミネラルウォーターをご利用ください。
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コンセント |
中国の電圧は220〜240V(ボルト)で、日本の電気製品をそのまま使用することはできません。ただし、電気カミソリに限っては、110V程度のコンセントが洗面室に備えてありますので、そのまま使用できます。コンセントの形は、場所やホテルによって形状が異なりますので、6〜7種類がセットになっているアダプターがあると便利です。ドライヤーは、部屋に備え付けか、貸し出しのものがあります。
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チップ |
中国でも、外資系ホテルや欧米からの旅行客の増加に伴い、チップが習慣として定着してきました。ホテルのボーイなどへは、10元程度を目安としてお渡しください。
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郵便 |
航空便は、4日から1週間程度で日本に届きます。切手はホテルで購入できます。宛名は日本語で結構ですが、日本国≠フ明記を忘れずに。料金は、普通の絵ハガキで4.5元です。
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電話 |
日本への国際電話は、ほとんどのホテルで部屋から直接かけることができます。通話は24時間いつでも可能ですし、オペレーターを通せば、コレクトコールも利用できます。ホテルによって、国際電話回線に繋がる認識番号が異なりますので、ご確認の上、ご利用ください。 |
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例: 9 + 0081 + 3(東京) + 52560888
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認識番号 日本の国番号 0を取った市外局番 電話番号
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クリーニング |
ホテルの部屋のロッカーなどに洗衣袋≠ネどと書かれたビニール袋か布袋が用意されていますので、クリーニングの申込書類とともに入れて、服務員へ渡してください。朝出しておけば、その日の夕方には出来上がります。
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写真を撮る時 |
原則として軍事施設及び兵士、博物館・空港内は撮影禁止です。特定の人物を撮る場合は、予め相手の了承を得てください。その他、中国側の事前の案内がある場合は、必ず従ってください。
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タバコ |
すべての国内線の機内やほとんどの空港、観光地などでは禁煙です。違反した場合には罰金の対象となりますので、注意してください。
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食事 |
基本的に3食とも中国料理ですが、地方によって味付けが多少違います。大都市のホテルの朝食は、アメリカンスタイルのものが多くなっていますが、地方ではおかゆが中心ですので、梅干しや海苔があると重宝します。
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ホテル利用上の注意 |
ホテルのドアはほとんどが自動ロックです。部屋を出る際は必ず鍵を持って出るようにしてください。また最近では、入り口付近のキーボックスに鍵を差し込まないと電気がつかないホテルも多くなっています。
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外出の際には、必ずフロントに鍵をお預けください。中国式のホテルでは、各階に服務台があります。 |
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ご自分の部屋以外では、パジャマや下着姿で出歩かないようにしてください。 |
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部屋にいる場合は必ずロックをし、ドアチェーンをかけるか、二重ロックをしてください。特に就寝の際には、窓の戸締まりもご確認ください。 |
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ドアを開ける際は、必ず相手を確認してください。 |
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外出の際は、ホテルのカードやパンフレットなどをお持ちください。タクシー利用の場合など、なかなか発音が通じないことがあります。 |
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貴重品・現金・旅券などは部屋に放置しないでください。外出の際には必ずお持ちになるか、フロントの貸金庫をご利用ください。室内の盗難事故に対しては、ホテルは一切責任を負いません。 |
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ホテルの部屋には、寝間着の用意はありません。また、洗面用具やスリッパは、用意されているところが多くなりましたが、質が悪い場合があります。日本からご用意された方がいいでしょう。 |
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添乗員が同行しない場合、チェック・イン時に保証金を請求される場合がありますので、預り書や領収証は必ず保管し、チェック・アウト時に返金してもらってください。クレジットカードでも結構です。
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治安について |
市場経済の発展に伴い、都市部と地方の所得格差は大きくなり、年々強盗、暴行、ひったくりの被害が増えています。人込みやホテルのロビーなどでの貴重品の取扱いには十分に注意してください。また、夜間の一人歩きも危険です。
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ショッピング |
北京や上海などの大都市には友誼商店≠ニいう、中国の土産物を豊富に揃えたデパートがあります。一般の商店や観光地でもショッピングはできますが、デザインや品数は友誼商店などの外国人用の百貨店の方が豊富です。一般商店では、偽物を売りつけられる場合もありますので注意してください。
また、大きさにもよりますが、別送品として送るよりも、なるべくご自身でお持ち帰りください。破損や紛失などのトラブルは頻発しています。漢方薬や印鑑も、日本と比較すると格段に安く手に入りますが、ワシントン条約で保護されている動物には注意してください。象牙の印鑑や、虎骨・犀角などを使用した薬は、税関で見つかれば没収の対象となります。
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国名・地名は正しく |
中国の正式な国名は『中華人民共和国』。中共≠竍支那≠ネどは禁句です。かつての満州≠ヘ東北、新京≠ヘ長春、奉天≠ヘ瀋陽です。
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気候と服装 |
あらたまった服装はまったく必要ありません。普段着の活動的な服装で結構です。靴は履きなれたものをご用意ください。
中国は大陸性気候のため、朝晩の気温差が大きく、また季節によってはかなり乾燥していますので、リップクリームや、場所によっては真夏であっても、重ね着のできる薄手のセーター類をご持参ください。
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