バブーン

|
がっしりとした体型のヒヒで、木の実が主食だが、時に昆虫やガゼルなども群れで襲って食べることもある。子供が産まれる季節にはかなり気性が荒くなるので注意。(025バブーン)
|
ダチョウ

|
2メートル近い体高をもつ巨鳥で、オスは羽が黒く、メスは茶色。剛健な足で走ると時速50キロを出すことができ、持久力もかなりある。身体についた寄生虫を取るためによく砂浴びをする。(027ダチョウ)
|
オオノガン

|
草原を走り回っている大型の鳥。繁殖期には、喉のあたりの羽毛を一斉に膨らませて求愛する。巣はサバンナの地面に直接作り、卵を身体で炎天下から守る。(029オオノガン)
|
クロトキ

|
身体が黒く、羽が白い珍しい配色の鳥。エジプトではナイル川の水量が増える季節とともにやって来たため、神聖な鳥とされていたが、現在北アフリカでは既に絶滅した。(031クロトキ)
|
モモイロペリカン

|
主食は小魚で、群れで囲い込み漁をして生活している。陸地では動きは鈍いが、長時間・長距離を一度に飛ぶことができる。(033ペリカン)
|
エジプトガン

|
目の回りが古代エジプト人のような模様になっていることからエジプトガンとよばれる。エジプトでは神の使いともいわれ、主に水辺で草や茎、種子などの植物の他、昆虫などを食べている。(035エジプトガン)
|
オウカンゲリ

|
ハチマキのような白い王冠のような模様が特徴。ピンクの脚がポイントで、“ケンケン”という鳴き声を出す。(037オウカンゲリ)
|
ヤツガシラ

|
その泣き声から“HOOPOE”ともよばれる。おしゃれな冠羽が8枚あり、興奮するとその冠羽を扇子のように広げて威嚇する。(039ヤツガシラ)
|
ライラックニシブッポウソウ

|
喉はライラック、後頭部は黄緑、お腹は水色という色とりどりの姿が美しい鳥。藪などの昆虫やトカゲを好んで食べている。樹上や地面でじっとしていることも多いので、写真には収めやすい。(041ライラックニシブッポウソウ)
|
ハタオリドリ

|
スズメ科の小型の鳥。草や蔓を巧みに編みこんで、枝から垂れ下がる袋状の巣を作る。巣の入口は、蛇などの天敵が侵入しないよう、下向きに作られている。黄色い毛が美しいが、常に動きまわっているので、写真に収めるのはなかなか難しい。(043ハタオリドリ)
|
|
|
アビシニアコロブス

|
黒と白の体色から、クロシロコロブスともよばれる。80センチ近いフサフサの尻尾を持ち、樹上で生活している。かつては土着民族の儀式で尻尾の毛が利用されていたために乱獲されたが、ナクル湖やアルーシャなどで繁殖が確認されている。(026アビシニアコロブス)
|
ヘビクイワシ

|
発達した足でヘビを狩り、地面に叩きつけて殺してから食べる。羽を広げると2メートル近くあり、足も速い。開けた草原があれば、ほぼどこでも見ることができる。(028ヘビクイワシ)
|
アフリカハゲコウ

|
黒い身体にピンクの頭、常に首をすくめている姿はいつも寂しそうな雰囲気。ハイエナやジャッカルの残り物をあさる“草原の掃除屋”といわれている。(030アフリカハゲコウ)
|
アフリカヘラサギ

|
“スプーン”という別名をもつヘラのようなクチバシを持った鳥。朱鷺の仲間で、小魚やカエルをその広いクチバシですくって捕食する。(032アフリカヘラサギ)
|
フラミンゴ

|
主食である藻に含まれるスピルリナという色素の影響で、体色がピンクがかっている。雨季のシーズンになると、ナクル湖がフラミンゴでピンクに染まる。(034フラミンゴ)
|
シロクロゲリ

|
モノトーンのチドリの仲間。草原で昆虫や種子を探しながら歩き回っている。金属的な甲高い声を出すことから、“鍛治屋”の意味をもつBLACKSMITHともよばれる。(036シロクロゲリ)
|
カンムリヅル

|
黄色い王冠のような冠が人気のある鳥。つがいを中心にした小さな群れを作り、水場近くの草原で種子や木の実などをついばんでいる。(038カンムリヅル)
|
ツキノワテリムク

|
艶やかな深いブルーの背中と、オレンジのお腹。そして首元にある白いツキノワが見分け方。ケニアで最も多く見られる野鳥のひとつ。(040ツキノワテリムク)
|
チンパンジー

|
もともとウガンダなどの周辺国に生息していたが、密猟などで親を亡くしたチンパンジーなどが保護され、自然に還る準備をしている。アリ塚に枝を差し込んでシロアリを捕食したり、石などを使って果実の殻を割るなど、高い知能をもつ。(042チンパンジー)
|
ケニアの動物たち (終)
|