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ホーム > フォト&レポート > 楼蘭探検旅行秘蔵写真集


 紀元前からシルクロードの要衝として繁栄しながら、7世紀に忽然と姿を消した幻の国・楼蘭。

 玄奘三蔵が立ち寄ったことや、井上靖の歴史小説「さまよえる湖」でも知られるこの遺跡は、1900年にスウェーデンの探検家・ヘディンによって発見されて以来、世界中の考古学者や探検家たちの憧れの地となりました。

 しかし、タクラマカン砂漠の厳しい自然がそれを拒み続け、外国の探検隊で到達できたのは、ヘディン(1900年、1901年)を筆頭に、イギリスのスタイン(1906年、1914年)、そして日本の大谷探検隊(1909年、1911年)が到達した後は、この一帯が軍事上の機密地帯となったことから、長らく立ち入りは拒み続けられました。

 その後、1988年になってようやく朝日新聞社・テレビ朝日の日中共同探検隊が到達し、それに続く1994年とその翌年、弊社スタッフが楼蘭への到達に成功。この時に開拓した新ルートは、その後、日本や中国で企画された数々の楼蘭ツアーの指針となりました。

 当時はまだデジタルカメラがなく、撮影した写真の劣化が激しくなってきたこともあり、四半世紀を経た今、スキャナーを使ってデジタル化しました。

 外国の探検隊としては、史上初めて自由な撮影が許可された貴重なものです。



楼蘭探検写真集
目次

01.石油探査用の砂漠車
02.羊肉は「砂漠の缶詰」
03.鶏は生きたまま連れて行く
04.ミーラン遺跡
05.敦煌へ続く国道315号線
06.塩が浮く川床を北上
07.あの鶏は数日後にこうなる
08.砂漠ではテント生活
09.過酷な地形にパンク頻発
10.かつては湖水
11.ロプノール干湖底の貝殻
12.藻が繁殖していた場所
13.柔らかい砂地にタイヤが
14.湖畔で発見した漁村跡
15.漁村跡の近くに散乱する人骨
16.見た目は固そうな地表だが
17.前進も後退もできない
18.最低気温-10度、昼は30度
19.降るような星空
20.砂漠車ゆっくり進む
21.丘の陰にテントを
22.終日走っても10キロ
23.砂漠車さえ砂に拒まれ
24.完全にタイヤが埋まる
25.人力で脱出できないときは
26.最大の難所ヤルダン
27.ヤルダンの風食地形
28.固い岩盤地形にランクルもボロボロに
29.遭難したジープを発見
30.うなりを上げて進むランクル
31.ベンツ砂漠車もスタック
32.砂漠車どうしで救出しあう
33.砂煙をあげて斜面を上がる
34.楼蘭まであと10キロ弱、なかなか進めない
35.最後の3キロは砂漠車も無理
36.荷物を背負って徒歩で楼蘭へ
37.足元には漢代のコインが
38.石斧と矢じりを発見
39.「砂漠の貝」楼蘭に到達
40.楼蘭のシンボル仏塔
41.日干し煉瓦と胡楊の木で作られている
42.自然の風食で構造があらわに
43.役所跡か三間房
44.2千年を耐えた日干し煉瓦
45.住居跡
46.住居の材料はアシとポプラ
47.玉石の装飾品がちらばる
48.未解明な部分も多い楼蘭
49.家畜舎らしき遺構
50.扉の木組み
51.アシで編まれた囲い
52.柱には見事な「ほぞ」
53.夕陽に染まる仏塔
54.夕暮れの居住区
55.自治区博物館「楼蘭の美女」