■洋山深水港は、激増する中国のコンテナ取扱への対応と、年々大型化するコンテナ船に対し、もともと10メートル程度の水深しかない長江沿岸の上海港では対応しきれなくなったことを背景に、水深15メートル以上の世界一の取扱量を誇る最新ハブ港を目指して建設された大プロジェクト。
2006年末までに第2期工事が完成し、2012年の第4期工事完成時には、50バースを擁する施設が供用され、日本5大港の取扱総量をはるかに凌駕する巨大コンテナターミナルが出現し、香港・シンガポールを抜いて世界一の貨物港になることは間違いないといわれている。
2008年11月下旬、第3期工事を目前に控えた洋山港を訪れた。
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