| 観測地データ | ツアー概要 | 旅行日程 |
| 交通/ホテル | 観光・案内 | お問い合わせ |
2024年4月のメキシコ皆既日食を経て、2026年8月12日に2年ぶりの皆既日食がやって来ます。
ロシア北部の極地からグリーンランド、アイスランドを通過し、北大西洋からイベリア半島を横断する皆既帯ですが、当ツアーではその中でも雲量が少ないスペイン西部レオン州を観測地とし、8日間の旅を企画いたしました。
皆既日食の前後には、5か所の世界遺産をはじめとする魅力ある観光地はもちろん、歴史的城塞都市クエンカでは国営パラドールに宿泊。
また、ツアー終盤にはマドリード郊外のアウトレットショッピングにもご案内。5泊8日というスケジュールながら、内容充実のツアーです。
2025年10月24日正午よりお申込み受付を開始いたします。

皆既帯 ※Astro Arts Inc.社Eclipse Navigator 5

2017年8月21日 米アイダホ・アルコ(弊社撮影)

2019年7月2日 チリ・カチユヨ(弊社撮影)

2017年8月21日 米アイダホ・アルコ(弊社撮影)
この皆既日食は、ほとんどが極地に近い海上で、陸地はグリーンランド、アイスランドの一部、そしてスペインに限られます。夏のスペインは晴天率も高く、日中の天候は安定しており、当ツアー観測地のデータ上の晴天率はおおむね76%です。
ただし、夕刻から日没にかけてのかなり低空での日食となるため、気温の低下による雲の形成や、盛夏特有の急な夕立や雷雨の心配は残りますが、イベリア半島北側に連なるカンタブリア山脈の南、スペイン・レオン州の広大な芝地を保有するレストランの一部をチャーターし、昼・夕食と合わせて皆既日食を観測いただく準備をいたしております。

観測地の地勢マップ ※eclipsophile.com(一部加工)
※イベリア半島を横断する皆既帯にはカンタブリア山脈(Cordillera Cantabrica)、グアダラマ山脈(Guadarrama Sierra)、イベリコ山脈(Iberico Sistema)という3つの山脈が縦横に通っており、複雑な空気の流れを形成しています。

観測地俯瞰 ※Google Earth(一部加工)

観測地より西の方角を見る

皆既時の太陽位置(2024年8月11日撮影)

観測地となるレストラン外観

待機、休憩、食事スペース
この皆既日食は日没直前(当ツアー観測地での皆既時の太陽高度9.4度)の非常に低い空で起こる日食です。日食を専門に衛星データを分析するECLIPSOPHILE(eclipsophile.com)によれば、当ツアーでご案内する観測地周辺は、過去21年間(2001年〜2021年)のうち、8月12日に皆既日食が観測できる日は17日(約80%)とされていますが、この時間帯は気温の下降に伴って皆既帯全体にわたって雲が形成されやすく、時折雷雲が発生する場合があります。
以下の画像は2024年8月12日午後8時ごろの雷雲の様子です(前日8月11日は終日快晴)。
※当ツアーは、皆既日食の観測を目的にしたものですが、あくまでも観測に適した場所へご案内するものであり、当日の天候により観測ができない場合でも、旅行代金の一部または全部の返金は一切いたしかねますので、ツアーの性格をご理解の上、お申込みのご判断をお願いいたします。ご承諾いただけない場合は、ご参加をお断りしておりますので、ご了承ください。
※Astro Arts Inc.社 Eclipse Navigator 5による算出データ(平均月縁による計算)
※タイムゾーン:UT+2(サマータイム期間中)
※観測地詳細は最終案内にてご案内します。事前のお問い合わせはご遠慮ください。
第1接触 19時32分39秒 高度19.7度 方位272.3度
第2接触 20時28分08秒 高度9.5度 方位281.4度
食の最大 20時29分01秒 高度9.4度 方位281.5度 継続時間1分46秒09
第3接触 20時29分55秒 高度9.2度 方位281.7度
第4接触 21時21分51秒 高度0.0度 方位290.3度

スペイン皆既日食観測の旅(羽田発着)
2026年8月8日(土)出発:5泊8日)
728,000円
1人部屋利用追加料金: 126,000円
※エコノミークラス利用 (ビジネスクラスの希望はご相談ください)
※日食観測に精通した添乗員が同行いたします
◆最少催行人数:15名
◆小児料金:大人と同額
※18歳未満の未成年の単独でのご参加についてはご相談ください。
◆燃油サーチャージ及び諸税を別途お預かりします(2025年10月現在約78,000円)
◆一人部屋のご利用は、部屋数に限りがあるため、先着順(旅行申込金の確認順)とさせていただきます。お申込みの際には必ず可否をご確認ください。
◆添乗員:皆既日食観測に精通した添乗員が同行してお世話いたします。
◆全食事付き:朝5回/昼6回/夕5回
◆当ツアーは2025年10月1日現在の発着時間、運賃、料金を基準としております。
◆お申込みの際は、旅行条件書をお読みのうえ、プリントアウト等にて保存してください。
ご旅行条件書(募集型企画旅行取引条件説明書面・契約書面:PDF)
旅行申込金:
お一人様につき、100,000円(10万円)以上、旅行代金まで
・お申込みは、当社規定の参加申込書に必要事項をご入力の上、送信してください。
・旅行申込金(銀行振込のみ)は、お申込み送信から3営業日以内にお振込みください。
・ご入金が確認できた時点で正式なお申込みとして受け付けいたします。期限までに確認ができない場合は、ご参加の意思のないものと判断いたします。
・お支払いいただいた旅行申込金は、旅行代金または取消料もしくは違約料の一部として取り扱います。
・旅行申込金はクレジットカードでのお支払いはできません。
・旅行申込金の取り扱い及びその他詳細については、当社旅行業約款(募集型企画旅行契約の部)をご参照ください。
◆振込先:
三井住友銀行 神田支店
口座番号:普通預金 3654235
口座名義:株式会社シービーティー
※満席になりました。空席待ちにてお預かりいたします。
ツアーお申込みは、受付期間(10月24日正午12時より開始)に、申込みページへアクセスいただき、必要事項をご入力のうえ、送信してください。

2026年8月8日(土)出発(5泊8日)
※日程表の食事に機内食は含んでいません。※時間の詳細はPCページをご参照下さい。8月8日(土)
夜:羽田空港集合(フライト出発時刻のおおむね2時間前)
夜:ターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ
機中泊 食事:×/×/×
8月9日(日)
早朝:イスタンブール到着後、乗り継ぎ
朝:ターキッシュエアラインズにてマドリードへ
午前:マドリード到着後、市内観光
マヨール広場(下車)、プエルタ・デル・ソル(下車)
夕食:フラメンコのディナーショー
マドリード泊 食事:×/○/○
8月10日(月)
午前:専用バスにてトレドへ(約2時間)
午前:着後、トレド市内観光
サント・トメ教会(入場)、トレド大聖堂(入場)、旧市街散策(下車)、市街遠望(下車)
午後:専用バスにてコンスエグラへ(約1時間)午後:着後、コンスエグラ観光 ラ・マンチャの風車(下車)
夕刻:専用バスにてクエンカへ(約2.5時間)※パラドールに宿泊
クエンカ泊 食事:○/○/○
8月11日(火)
出発まで自由行動
世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」自由散策
午前:専用バスにてブルゴスへ(約4.5時間)
午後:着後、ブルゴス市内観光
ブルゴス大聖堂(入場)、サンタマリア門(下車)
夕刻:専用バスにて皆既日食観測地へ(約2時間)
夕刻:着後、皆既日食観測地下見
※翌日の皆既時の太陽高度をご確認いただきます。
夜:専用バスにてデュエナスへ(約1.5時間)
デュエナス泊 食事:○/○/○
8月12日(水)
午前、皆既日食観測地へ(約1.5時間)
午前、着後、各自観測準備など
−−− 皆既日食観測 −−−
夜:専用バスにてデュエナスへ(約1.5時間)
デュエナス泊 食事:○/○/○
8月13日(木)
午前:専用バスにてセゴビアへ(1.5時間)
午前:着後、セゴビア観光
アル・カサル(入場)、セゴビア大聖堂・マヨール広場(下車)、水道橋(下車)
昼食:セゴビア名物の仔豚の丸焼き
午後:専用バスにてラス・ロサスへ(約1時間)
午後:着後、アウトレットショッピング
夕刻:専用バスにてマドリードへ(約40分)
マドリード泊 食事:○/○/○
8月14日(金)
午前:マドリード市内観光
プラド美術館(入場)
午後:昼食後、空港へ
夜:ターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ
深夜:イスタンブール到着後、乗り継ぎ
機中泊 食事:○/○/×
8月15日(土)
深夜:ターキッシュエアラインズにて羽田へ
夜:羽田着
食事:×/×/×

ターキッシュエアラインズ(TURKISH AIRLINES)
長距離移動のバス
お一人様2座席を保証
マドリード(MADRID):
メリア・マドリード・プリンセサ(MELIA MADRID PRINCESA) ☆☆☆☆☆
マドリード中心部プリンセサ通りに面しており、スペイン広場や王宮は徒歩圏内のデラックスホテル。地下鉄3号線のVENTURA RODRIGUEZ駅へは徒歩3分と至便。客室には一般的なアメニティはもちろん、Wi-Fi、湯沸かしポット、ドライヤー完備。
クエンカ:
パラドール・デ・クエンカ ☆☆☆☆
パラドールは王宮や古城などの歴史的に価値ある建造物を利用した国営ホテルで、クエンカはもともと16世紀建造のサン・パブロ修道院だったところ。ウエカル川を挟んだ対岸には切り立った崖に立ち並ぶ旧市街の驚異的な街並みを一望できる贅沢なロケーション。世界遺産の旧市街へはホテル前のサン・パブロ橋を渡ればすぐ。
デュエナス:
ホテル・カミーノ・レアル ☆☆☆
パレンシア郊外のデュエナスに位置しており、観光名所やビジネスエリアにもアクセスが良好なツーリストクラスのホテル。全室Wi-Fi完備。
(※このホテルは皆既帯内にありますが、西側に丘陵があるため、観測はおすすめしません。)

■プラド美術館(マドリード) 世界遺産

歴代スペイン王家のコレクションを中心に、幅広いヨーロッパ絵画を展示する世界三大美術館のひとつ。現在は8000点の油彩画、1000点の彫刻、4800点の版画、8200点の素描を収蔵しており、うちおおむね1400点の絵画作品を常時展示しており、エル・グレコやゴヤ、ベラスケスなど日本人にも馴染みのある作品が多数。
※写真はゴヤ・着衣のマハ(imagebankmuseodelprado.com)
■古都トレド 世界遺産

かつての西ゴート王国の首都で、イスラム、ユダヤ、キリストの文化が独自に融合した地であることから「町全体が博物館」といわれる。タホ川に囲まれた旧市街は町ごと世界遺産。中心にあるトレド大聖堂はスペインゴシックの最高傑作といわれ、その豪華絢爛な彫刻や絵画は必見。また、門外不出の名画「オルガス伯爵の埋葬」を収蔵するサント・トメ教会など見どころが多い。※写真は古都トレド展望(弊社撮影)
■ラ・マンチャの風車

セルバンテスの物語「ドン・キホーテ」に巨人として登場する風車12基がコンスエグラ郊外のカルデリコの丘に並ぶ。※写真はコンスエグラの風車(弊社撮影)
■歴史的城塞都市クエンカ 世界遺産

2つの川に挟まれた断崖の上に、12世紀以降の歴史建造物が密集し、その独特の景観が評価され、「歴史的城塞都市クエンカ」として旧市街ごと世界遺産に登録。シンボルとして有名な「宙吊りの家」は18世紀まで市役所として使用されていたもの。※写真は歴史的城塞都市クエンカ(弊社撮影)
■ブルゴス大聖堂(ブルゴス) 世界遺産

聖母マリアに捧げられたスペインゴシックの至宝で、正式には「サンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂」。1221年に建設が始まり、1567年の完成まで300年以上。セビリア、トレドと並んでスペイン三大カテドラルのひとつ。※写真はブルゴス大聖堂(弊社撮影)
■セゴビア 世界遺産

ローマ帝国により制圧された紀元前80年から城塞の建設が始まり、イスラム支配やカスティーリャ王国の中心都市として繁栄した数々の歴史的建造物が集まる。ディズニー映画「白雪姫」のモデルとされるアル・カサルや「カテドラルの女王」と称されるセゴビア大聖堂、高さ30メートルに対して幅が2.4メートルしかなく、「悪魔の橋」ともよばれる水道橋など、町全体に見るべき歴史遺産が多い。 ※写真はアル・カサル(弊社撮影)
【査証について】
・当ツアー参加に査証は不要です ※国籍によっては査証が必要な場合があります
【旅券残存期間】
・スペイン出国時に3ヶ月以上の残存があること。※2026年11月15日以降まで有効であることをご確認ください
【添乗員】
・皆既日食観測に精通した添乗員が同行してお世話いたします。
【観測機材等について】
・観測に必要と思われる機材や付属品は、日本からご持参ください。現地では、リチウム電池などのバッテリーやフィルム、記録用メディア、充電用アダプターなどは入手困難なものがあります。
【天候について】
・当ツアーは、皆既日食の観測を目的にしたものですが、あくまでも観測に適した場所へご案内するものであり、当日の天候により観測ができない場合でも、旅行代金の一部または全額の返金は一切いたしかねますので、ツアーの性格をご理解のうえ、お申込みの判断をお願いいたします。ご承諾いただけない場合は、ご参加をお断りしておりますので、ご了承ください。
【お支払い方法】
・銀行振込 またはクレジットカード(VISA、Masterのみ)。
※旅行申込金は銀行振込のみ
※クレジットカード(旅行残金など)決済は一回払いのみ
・お申込みは、受付開始期間中に、当社規定の参加申込書フォームに必要事項をご入力の上、送信してください。
・旅行申込金は、お申込み送信から3営業日以内に銀行振り込みにてお支払いください。

![]()