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 ■ 抄訳: 現地ニュース  2008年9月25日 

1.

「国慶節」連休に初のチベット観光美食文化祭開催

 「第1回チベット観光美食文化祭り」は9月30日〜10月6日に拉薩(ラサ)で開催され、国内外の観光客はチベットのユニークな歴史文化を観賞すると同時に、中国各地の美食を味わうことができる。チベット自治区餐飲飯店協会の会長によると、文化祭り期間中、拉薩(ラサ)では第6回全国料理技術コンクールを開催され、安徽、山東、陜西、四川、チベットなどからの300人余りのコックが腕を競う。同市北郊外の馬場では、特色ある食品や料理などを賞味できるという。
 そのほか、同市城関区は大規模なチベット特色商品即売会を開催、観光、飲食、文化、娯楽、ショッピングを一体化して、イベントを盛り上げる予定。
 拉薩市游旅局局長によれば、観光業はチベットの支柱産業の一つであり、今年1〜6月に受け入れた観光客は延べ34万人で、観光収入は2.8億元超。観光の再開以来、7月だけで延べ37万人の観光客を迎え、上半期の総計を超えたという。(新華網2008-9-11)

2.

福建省福安市、国内最大の茶文化テーマパーク建設

 中国の「茶葉の故郷」と言われる福建省福安市に、国内最大の茶文化テーマパーク「中国海峡大茶都」が建設される。同市政府弁公室担当者は9月13日、観光に重点を置いた「中国海峡大茶都」第二期プロジェクトで、茶葉の取引や加工、物流、茶文化展示、見学観光、茶葉栽培生産モデル基地など各機能が一体化した中国最大の茶文化テーマパークを建設すると語った。来年より、毎年上海から約30万人の観光客を見込む。(中新網2008-9-14)

3.

上海環球金融センター展望台、9月18日より通常営業

 上海環球金融センターの展望台「観光天閣100」は、9月18日より正常営業の時間帯に戻り、営業時間は8:00〜23:00(入場は22:00)となる。中秋節の連休期間中、2万人ほどが訪れたという同展望台だが、国慶節連休にはさらに観光客を引きつけることだろう。
 入場料:100階150元、97階110元、94階100元。(新華網2008-9-18)

4.

長江航路、全線で昼夜を通じた通航可能に

 四川省宜賓市は9月18日午前、宜賓市合江門から瀘州市納渓までの100キロの航路に航路標識を設置。9月末までに、昼夜を通じた通航環境をほぼ整える予定だ。同航路はもともと、長江本流で夜間の通航ができない最後の航路区間だった。宜賓から上海までの2800キロ以上にわたる長江航路は今後、昼夜を通じた通航が可能となる。(新華網2008-9-18)

5.

北京で9月25日より、新たに4本の観光バス路線開通

 北京市では、7月に観光用バス路線の「観光1路」と「観光2路」が開通したが、9月25日より、新たに4路線が加わる。新路線は既存の1路と2路を連結した「聨運線」、航天橋発白塔寺、什刹海、雍和宮、地壇公園経由で奥運中心区が終点となる「観光3路」、出発点が東大橋で3路と同ルートの「観光4路」、長安街を通り、首都博物館、天安門、CCTV新社屋などを経由する「観光5路」となっている。
 北京の都市観光バスは開通以来、多くの市民や観光客の人気を集め、五輪期間中はピーク時には1日当たり1万人の利用があった。運賃は一律3元。公共交通機関共通のICカードも利用できるが、割引規定は適用されない。5路以外は全て新型の空調付き2階建てバスという。発車間隔は15分〜30分毎。営業時間は4月15日〜10月15日が8:00〜18:00、10月16日〜4月14日は9:00〜16:00。(京華網2008-9-19)

6.

世界最大の科学技術館、広州市にオープン

 このほど完成した世界最大の科学技術館、広東科学センターが、9月27日より正式に一般開放される。同センターは、広州大学のキャンパスがある小谷囲島の最西端に位置する。投資総額は19億元、5年にわたる工事の末完成した。敷地面積は45万平方メートル。南北が川に、西は浜江生態公園に、東は広州大学キャンパスの外周道路に面しており、メインの入り口は広州大学の真向かいに位置する。同センター主任によると、展示項目は400個以上も設けられているという。(中華網2008-9-19)

7.

河南省、2008年安陽殷商文化観光祭を開催

 「2008安陽殷商文化観光祭り」が9月20日、河南省の安陽市で開幕し、10月31日まで開かれる。同観光祭りは1999年から始まり、今年は9回目となる。北京で行われた安陽市政府の記者会見によると、今回は「伝統文化を発揚し、調和の取れた安陽を構築する」をテーマとし、文化・スポーツ、観光、貿易の3部門から構成されている。経済貿易商談会、殷商文化遺産の展示、現代芸術作品のオークション、安陽博物館開館式などが行われる。
 なお、今年は殷墟発掘80周年に当たり、記念の殷墟考古フォーラムや世界遺産保護フォーラムなどの活動も計画されている。(中新網2008-9-20)

 

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