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 ■ 抄訳: 現地ニュース  2008年11月7日 (1) 

1.

1300年以上の歴史を持つ昌珠寺、全面改修へ

 中国が2858万元を投資したチベット自治区山南地区昌珠寺の修繕プロジェクトが10月15日から始まった。1300年以上の歴史を持つ昌珠寺は、チベットで最も古い仏教寺院で、古代よりたびたび行われた修繕により、現在の規模となった。プロジェクトの責任者によると、文物修繕の原則である“往時の様子に修復”に従い、1959年以前の規模と様式を復活させ、80年代に修繕された一部の建物を撤去するという。(新華網2008-10-27)

2.

中日が共同で内蒙古吐爾基山遼墓の彩色棺を修復

 内蒙古自治区文物考古研究所によると、中日の文化財専門家が共同で取り組んでいる吐爾基山遼墓の彩色棺の緊急修復作業が大きな進展を見せている。吐爾基山遼墓は2003年の中国の考古学十大新発見の一つ。しかし墓の中から発見された彩色棺は顔料が色あせ、金箔がはがれていたほか、一部には変形や亀裂も見られた。このため、07年から同研究所は九州国立博物館の文化財保護修復の専門家を特別に招き、3年の日程で彩色棺の緊急修復を行っている。
 専門家によると、彩色棺の外棺の脱落した顔料の修復作業は順調に進み、内棺のはがれた金箔も修復された。現在外棺、内棺は基本的な修復を完了し、今年末には再び一般公開される見通しだ。棺床など彩色棺の他の部分の修復作業も進められている。
(中国網2008-10-27)

3.

上海―西安高速道路が全線開通

 滬陝高速道路(上海―西安)において、西安市藍田県から陝豫界までを結ぶ区間が、10月26日に開通した。同区間は秦嶺山脈を貫き、全長215キロメートル。区間内の橋は64カ所、トンネルは55カ所。これにより、中国の北西部と中東部を貫く全長1521キロの滬陝高速道路の全線が開通した。開通後、西安から合肥まで10時間、南京まで12時間、終点上海までは15時間となる。(人民網等2008-10-11)

4.

内モンゴルの砂漠にラクダパトロール登場

 内モンゴル自治区西部に位置する巴丹吉林(パタンジリン)砂漠の景勝地では、マイカーで訪れる観光客の交通事故や遭難などが立て続けに発生している。そのため阿拉善(アラシャン)盟公安辺境防衛部隊は、軍用ラクダによるパトロールを開始した。すでに国内外の観光客20名ほどが救出されているという。(新華網2008-10-27)

5.

砂漠観光で事故が多発、関係者が注意を呼びかけ

 秋は砂漠観光に最適の時期だが、最近、内蒙古自治区阿拉善(アラシャン)盟の巴丹吉林(パタンジリン)砂漠景観区では、マイカー旅行者の交通事故や観光客の遭難などが相次いで発生している。関係者は観光客に対し、砂漠観光の前には十分に準備をし、決して油断しないように注意を呼びかけている。同景観区の保安業務を担当する包憲玉氏によると、10月1日から22日までに同景観区では交通事故が10件以上、観光客の遭難が2件、外国人観光客の水難事故が1件発生しているという。
 巴丹吉林砂漠は居住者が非常に少ないうえ、気候が変わりやすく、地形も複雑なため、観光客がガイドなしで車を運転した場合、事故や遭難の危険性が高い。急カーブの道もあり、車の横転事故が頻繁に起こっている。韓国から来た観光客4人のグループは、当地の秋の河川情況を十分に把握していなかったため、増水した川の橋を渡る際、車が150メートルも押し流されて負傷した。
 包氏は観光客に対して、次のようなアドバイスを行っている。▽出発前に観光ルートを詳しく調べること▽砂漠での運転経験のないドライバーは現地の運転手をガイドにつけ、国境防衛部門に予め連絡して登録し、事故が起きたら速やかに救援を求めることができるようにしておくこと▽砂漠観光の経験が豊富な観光客でも、決して一人では砂漠に入らず、グループで行動すること―。(人民網2008-10-28)

6.

上海万博、日本が出展に正式調印、日本館のデザインも発表

 日本政府は10月28日、2010年上海国際博覧会(万博)の主催者と出展契約を結び、日本館の設計案を発表した。日本展示エリアのメインとなるもので、経済産業省顧問の塚本弘氏は、「日本館は『心の和、技の和』をテーマとし、6000平方メートルの敷地に、日本の伝統と現代の特色を融合させた内容を紹介。外側は太陽エネルギー発電のできる軽量膜で覆い、内側には循環型浄水処理など数多くの環境にやさしい最新技術を取り付ける。日本がこれまで出展してきた各国の万博の中でも最大規模のものだ」と説明した。
 今回日本館のデザインも初公開されたが、外観はシルバーを基調としたドーム状で、内部は過去・現在・未来の3エリアにわかれる。また、遣唐使や漢字、古代建築など中国と関わりの深い要素も盛り込まれている。(中新網2008-10-28)

7.

飛行機内の携帯使用、強制的な制止措置が可能に

 民用航空局のウェブサイトによると、「公共航空旅客運輸飛行中の安全確保規則」がこのほど、中国民用航空局の局務会議で採択された。11月8日から施行となる。同規則によると、飛行中の航空機で妨害行為が起こった場合、航空安全員は、所属企業の制定した妨害行為管理プログラムに従ってこれに対応する。次の行為に対しては、まず口頭で注意を促し、効果がなければ拘束などの措置を取る。
 1.携帯電話など使用禁止の電気機器の規則に反した使用
 2.点火装置の使用や喫煙
 3.座席や荷物入れの無理な占有
 4.航空機設備を盗んだり故意に破壊したり勝手に移動したりする行為
 5.乗組員の職責履行を邪魔したり、乗客にそれをそそのかしたりする行為
 6.殴り合いの喧嘩や挑発
 7.飛行業務の安全に危害を及ぼしたりキャビン内の秩序を乱したりするその他の行為

 同規則によると、機長は職務の執行にあたって、航空機や乗客や財産の安全を確保し、航空機内の良好な秩序を維持するため、以下の権力を行使することができる。
 (1)航空機の離陸前、安全確保に必要な措置を関連部門が取っていないことがわかった場合、離陸を拒否することができる。
 (2)航空機内の妨害行為に対処するため、航空安全員やその他の乗組員に対し、必要な拘束措置や強制降機措置を取らせることができる。
 (3)航空機内の違法妨害行為など飛行の安全に重大な危害を及ぼす行為に対処するため、航空安全員やその他の乗組員に対し、相応の処理プログラムを起動させ、必要な制止措置を取らせることができる。
 (4)航空機内の妨害行為や違法行為など飛行の安全に重大な危害を及ぼす行為に対処するため、必要であれば乗客に支援を求めることができる。
 (5)妨害行為や違法行為など飛行の安全に重大な危害を及ぼす行為が航空機内で発生した場合、必要に応じて、既定の飛行計画を変更したり航空機に対する適切な処置を取ったりすることができる。

 同規則では、「搭乗や積載を終えて航空機の各ドアが閉められてから、降機や荷下ろしのためにドアのいずれかが開かれるまで」を「飛行中」ととらえている。ただ航空機が緊急着陸した場合は、航空機・人員・財産に対する責任を主管部門が引き継ぐまでは、依然として「飛行中」ととらえられる。(人民網2008-10-29)

8.

昆明で中国とタイの企業が「幻多奇」遊園地を共同建設

 10月29日、「石林幻多奇大型遊園地」の建設工事が雲南省昆明市で本格的に始まった。このプロジェクトは、中国とタイの企業による共同開発で、中国トップクラスの新しい観光スポットになる見通しだ。昆明市観光局によると、今年の4月、東南アジアでも名高いテーマパークのタイ・プーケット・ファンタジーと雲南園通投資公司が、「石林幻多奇」観光プロジェクトの協定を結んだ。敷地は1200ムー(約80ヘクタール)、投資総額は29億元。
 アトラクションは日中の「石林野生王国」、夜間の「石林幻多奇ナイトシティ」の二大プログラムを用意。東西文化、野生動物とハイテク技術をそれぞれ融合させ、世界でも有数のハイレベルなテーマパークを造り上げる狙いだ。「石林野生王国」では、観光客が20人乗りの船に乗って「アマゾン川」を下ったり、世界各国の昔の村の風景やサーカスの実演を楽むことができる。「石林幻多奇ナイトシティ」では、カーニバルや豆電球や造花で飾られた花自動車の行進も体験できる。また、3500席を持つ中国風の大劇場では、マジック、曲芸、雑技などの実演が楽しめる。同遊園地は2009年末に完成、一般公開の予定だ。 (新華網2008-10-29)

9.

北京市、中国最大の現代美術館を建設

 文化部中外文化交流センターなど各関係部門はこのほど、北京一号地国際芸術園区に「中国当代美術館」を建設する計画を発表した。総占有面積は約6.6万平方メートルで、完成後は国内最大規模の現代アートの美術館となる。2009年上半期に着工、2010年末に完成予定。(中新網2008-10-30)

 
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