SWAN
SWAN
Home更新情報News旅行代理店さま代理店用素材タリフ一般のお客さまCBT事業部
ホーム > 現地ニュース一覧 > 11月 (2)
抄訳: 現地ニュース  2008年11月14日 (2) 一覧ページへ
 
1.

黄河デルタ湿地、例年より早く渡り鳥が飛来

 黄河デルタ自然保護区で先日、例年より十数日早くこの「鳥の楽園」を訪れた渡り鳥がいることがわかった。黄河デルタは中国東沿海部では数少ない鳥類の集まる地域の一つ。毎年冬になると、タンチョウヅル、クロヅル、コウノトリなど大量の渡り鳥が飛来、東アジア内陸と環西太平洋において重要な中継、越冬、繁殖の地となっている。現在まだ渡りのピークではないが、数十羽のタンチョウヅルやコウノトリなどの希少鳥類が発見されている。
 1992年に黄河デルタが自然保護区に指定されて以来、同保護区を擁する山東省東営市は、黄河河口湿地の保護政策を実施し、鳥類の研究と観察を行った。また、中国政府による河川の水量調節も行われ、周辺の生態環境が目に見えて改善されたため、鳥類の数は日ごとに増えている。統計では、同保護区で見られる鳥類は187種から283種に増加、毎年400万羽もの渡り鳥が飛来するという。(新華網2008-11-02)

2.

襄樊の建設現場で魏晋初期の大型墳墓が出土

 湖北省襄樊市長虹路の建設現場でこのほど、魏晋初期の大型墳墓が発掘された。現在、玉璧や青銅器、武器、金の装身具など数十点の珍しい文物や大量の銅銭も出土している。専門家によると、襄樊で発掘された墳墓としてはこの十年で最大のものだという。
(新華網2008-11-03)

3.

海南省文昌に新たなロケット発射場を建設

 中国で4カ所目となるロケット発射場、文昌航天発射場の建設が、近く海南省文昌市で正式に始まる。完成後は中国初の完全に対外開放され、国際協力を幅広く展開していく発射場となる。関係者によると、完成後の任務は、対地同期軌道衛星、大型極軌道衛星、大型宇宙ステーション、超高空探査衛星などの打ち上げで、中国の宇宙開発事業における総合能力を大きく向上させることになるという。
 中国は現在、内陸部に酒泉、太原、西昌の3つの発射センターを持つ。文昌航天発射場の建設事業は2012年に完成、2013年にはロケットの打ち上げ条件が整う計画だ。
(新華網2008-11-05)

4.

中国初の地震遺跡公園がオープン

 四川大地震の最初の遺跡保護地、広元市青川県東河口地震遺跡公園が11月12日、公開される。同公園は5月におきた四川大地震の被災地跡で、最も規模が大きく、地質破壊が多様で、堰き止め湖も集中している。また、死傷者が最も多かった場所でもある。
 青川県関荘鎮を起点とし、青竹江に沿って紅光郷の東河口・石板溝を経て前進郷黒家にいたる部分と、紅石河に沿って紅光郷東河口と石ハ(土へんに覇)郷董家を経て馬公郷窩前にいたる部分に分かれ、Y字型に分布する。総面積約50平方キロ、5郷1鎮にわたっている。
(新波網2008-11-05)

5.

北京、11の郊外を結ぶ最長の鉄道建設へ

  北京市関係部門によると、同市郊外の順義、通州、亦庄の3つのニュータウンを結ぶ鉄道路線「S6線」を更に延長し、11カ所のニュータウンを結ぶ同市最長路線とする建設計画の初期段階が確定した。100キロにおよぶこの路線は2020年までに完成する予定だ。
 北京市のニュータウンを通る鉄道は、都市・郊外鉄道と鉄道郊外線に分かれる。前者はニュータウンと市中心部を結び、後者はニュータウン間を走る路線となる。北京の各ニュータウンから市中心部やその他のニュータウンへの交通はこれまで、高速道路も含む道路が中心。そのため、ニュータウンの住民が市中心部に出るには長い時間がかかっていた。
(人民網2008-10-28)

6.

北京市観光局、日本からのツアー誘致強化

 北京観光局は、日本からの観光客をより多く北京に誘致するため、今後日本の旅行代理店の北京ツアー拡大に、さまざまな支持と支援を行っていく。
 一、北京観光の宣伝と普及のために200万元の奨励金を支出する。内容は以下の通り。
   1.奨励金の用途は、観光客を北京に誘致するために日本の旅行代理店が日本で行う北
    観光の宣伝と普及に限られる。
   2.2008年11月10日から2009年3月31日までに北京ツアーの観光客数が合計3千人に
    達した日本の旅行代理店に対して、北京市観光局は10万元の奨励金を支給する。
    5千人に達した旅行代理店には20万元、1万人に達した旅行代理店には45万元を
    支給する。
   3.奨励基準に達した日本の旅行代理店は2009年4月1日から同15日までに北京市観光
    局に次の資料を提出する。北京観光の宣伝と普及のための広告サンプル、その広告
    の有効期限、実施予定のツアー日程、宿泊ホテルの名前。北京市観光局は確認後、
    同31日までに奨励金を旅行代理店の口座に振り込む。
   4.北京市観光局は2008年11月10日から、日本の旅行代理店の従業員100人を北京で
    の無料視察に招く。視察費用は全て、北京市観光局が受け持つ。
 二、日本の旅行代理店の必要に応じて、北京の観光スポットを紹介するポスターを無料で
   提供し、旅行代理店の日本の営業店が宣
伝活動で使用できるようにする。
 三、ショッピングの割引などが利用できる観光客向けのチケットを、日本の旅行代理店に
   無料で提供する。
 四、日本の観光企業責任者、観光協会責任者、観光業専門家らを、北京市人民政府と
   北京市観光局の高級観光顧問として招く。
 五、2009年末、北京観光業の発展に大きく貢献した日本の観光企業に対し「特殊貢献賞」
   を授与し、北京で授賞式を行う。
 六、10年連続で北京を修学旅行の目的地に選んだ日本の学校に感謝状を贈る。
 七、2009年に日本の中学校・高校の責任者や保護者代表ら200人を、修学旅行のための
   視察に招く。
(人民網2008-11-07)

7.

頤和園所蔵の西太后肖像画、修復し一般公開

 頤和園とオランダの文化財修復専門家はこのほど、20世紀初期初頭にオランダの画家フバート・ボス氏(Hubert Vos)が描いた慈禧太后(西太后、1835〜1908)の油彩肖像画の修復が完了、一般公開したと発表した。この肖像画は写実的なものではなく、制作当時70歳だった西太后の要求に従い、中年期の容貌に修正して描かれている。
 歳月と共に色が落ち、キャンバスも破れていたため、オランダの専門家チームがまず数カ月間にわたるX線分析を実施。同時に最新のデジタル比較技術を使用し、原画の対称性を参考に右側の色あせた部分の修復を行った。鮮やかな色合いがよみがえったこの作品は、頤和園所蔵の数少ない油絵のひとつであり、同園文昌院で展示されている。(新浪網2008-11-10)

このページのTOPへ
 SWAN DEPOT
 現地ニュース
 達人のコラム
 会 社 情 報
 会社概要
 業務内容
 グループ会社紹介
 地図
 お問い合わせ
 ホーム