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抄訳: 現地ニュース 2009年2月4日 (1)  一覧ページへ
 
1.

吉林省長白山で、アジア最大の天然雪スキー場オープン

 吉林省で、アジア最大のスキー場である「長白山国際天然スキー公園」が1月15日に開業する。シーズンは8カ月で、世界各地からのスキーヤーやスノーボーダーが上質の雪と自然を楽しむことができる。
 長白山は温帯大陸性山地気候に属し、冬が長くて降雪量が多く、保護区の面積19万ヘクタールの樹海が雪に覆われる。積雪2〜4メートルを誇る同スキー公園では、流線型の山肌に沿った天然のゲレンデが造られ、7キロにおよぶ中国一長いコースもある。開業後は国際スキー連盟ノルディックスキーコンペティション及び長白山夏季スキー祭などのイベントを催す予定。(捜狐網2009-1-09) 

2.

貴州省惠水で希少な連立カルスト石林を発見

 貴州省黔南布依(プイ)族苗(ミャオ)族自治州恵水県底季郷の上バ(土へんに貝)村で先ごろ、保存がほぼ完全で、研究価値と観賞価値の高い連立したカルスト石林が発見された。
 考証によると、この石林はカルスト地質の傾斜地帯に生成しており、面積約4平方キロメートル。今から2億年以上前の古生代後期ペルム紀の海洋に沈積した石灰岩で、地殻変動や河水の浸食作用により生成したものだという。大小さまざまな奇岩が林立する石林は、訪れた人を圧倒する景観であり、地質研究や生態観察の旅行にうってつけの場所だ。当地の政府はすでに、このカルスト石林地帯の開発計画を実施しており、観光名所となることに期待がかかっている。(人民網2009-1-13)

3.

新疆喀納斯、山道建設により厳冬期も観光が可能に

 新疆ウイグル自治区布爾津(ブルチン)県の喀納斯(カナス)自然景観保護区ではこれまで、厳冬期は一面銀世界となり、長年、外部の人間が奥まで立ち入ることはできなかった。冬が7カ月に渡って続く喀納斯では、このため山道を建設し、最新の除雪道具を導入したことにより、景観区への車の乗り入れが可能となった。今年の冬は全国各地から、カメラ愛好家200人あまりが訪れ、雪と氷の美しい世界をカメラに収めた。(新華網2009-1-14)

4.

2008年中国考古学6大新発見を発表

 中国社会科学院考古研究所は1月13日、北京で、中国考古学における2008年の6大新発見を発表した。以下の6件▽陝西省高陵県楊官寨新石器時代遺跡▽甘粛省臨潭県陳旗磨溝斉家文化墓地▽雲南省剣川県海門口史前遺跡▽河南省安陽市殷墟劉家庄北地遺跡▽安徽省蚌埠市双トン一号春秋墓葬▽内蒙古自治区巴林左旗遼代祖陵陵園遺跡。
 昨年1年間の100件以上の発見の中から選出された。同考古研究所によると、年間の考古学新発見の選考基準では、出土した遺跡の外観上の良否、または面積の大小は関係なく、その学術的価値および歴史的・文化的情報の有無が重要視されており、考古学発掘の新たな方法および理念が試されたかについても評価対象となっているという。(中華網2009-1-15)

5.

雲南省、「観光パスポート」を発行

 観光で有名な雲南省は今年から、「雲南観光パスポート」を発行する。同パスポートを持つ観光客は、100ヶ所近くの加盟観光地を訪れた際、より充実したサービスや入場券の割引などの特典が受けられる。雲南省観光業協会によると、「雲南観光パスポート」は赤色と青色の2つのバージョンがある。赤バージョンは大型イベントの際に打ち出されるもので、第1版は北京五輪開催をひかえた08年6月1日に発行された。有効期間は2年間。青バージョンは09年1月1日から打ち出され、有効期間は5年間。
 雲南省をテーマとした招商銀行のクレジットカードを申請すると、無料で贈呈されることになっている。青バージョンの「パスポート」では、「大観楼」「蝴蝶泉」「玉竜雪山」「和順古鎮」「高黎貢山自然公園」「西双版納原始森林公園」など雲南省の100カ所近い観光地が紹介されている。「パスポート」を持つ観光客は、加盟する観光地を訪れた際、15%から60%の入場券割引を受けることができるという。
(人民網2009-1-18)

6.

黄河増水で壺口景観区に深刻な被害

 陝西省宜川県の黄河壺口景観区で大規模な洪水が発生し、現在、観光客の立入りが禁じられている。1月17日23時から18日零時ごろにかけて、黄河の水位が急上昇。大量の氷の混じった奔流が黄河壺口景観区になだれ込み、河道を短時間で埋め尽くした。堆積した氷や土砂の厚さは数十メートルに達した。主な観光施設はすべて埋没し、観光地のインフラが全壊した。氷による景観区周辺の損害は深刻で、大型機械も進入できず、復旧活動は雪どけを待ってから始めるという。
(中国経済網2009-1-19)

7.

首都空港で自動出入国検査システムが使用開始

 1月20日、北京首都国際空港の入国ロビー両側に設置された自動出入国審査システムの使用が開始された。同システムは現在のところ、大陸部を訪れる香港・澳門(マカオ)市民向けに運営される。このシステムの導入により、入国手続きの所要時間はこれまでの45秒から10秒に短縮。出入国審査の効率が上がり、乗客の利便性が向上する。(新華網2009-1-21)

8.

西湖十景の一つ「平湖秋月」がリニューアルオープン

 杭州市の西湖の名勝、西湖十景の一つ「平湖秋月」が改修工事を経て1月22日、リニューアルオープンした。景観区の周囲に古代を再現した塀が築かれ、内側に庭が作られた。塀の長さは60メートルで、入り口は3カ所。御書楼と周囲を水に囲まれたテラスが、回廊、東屋と曲橋で繋がれ、美しい水景を作り出している。(人民網2009-1-23)

9.

上海の名所、外白渡橋が2月末に復活

 上海交通管理部門によると、外白渡橋(ガーデンブリッジ)の修復が間もなく完了し、2月末に元の場所に戻ってくることが明らかになった。黄浦江支流の蘇州河に架かり、外灘(バンド)と虹口地区を結んでいる外白渡橋は、中国最古の鉄橋として知られる。建設は1907年。100年を経過したため、かなり老朽化しており、08年4月に一時的に撤去され、本格的な修復工事が行われている。今回の修復作業で、あと50年は持つといわれている。(中新網2009-1-23)

10 .

可可西里自然保護区、正式に観光解禁へ

 青海省の可可西里(ココシリ)国家級自然保護区の観光が、近く正式に解禁されることになり、現地では受け入れ準備がすすめられている。可可西里はチベット高原の奥地に位置し、手つかずの自然環境が残された“秘境”。可可西里旅行社によると、同地区の観光開発は環境保護と安全を原則とし、主にハイエンド志向の観光客をターゲットとするようだ。
 環境保護の見地から、保護区内の既存の山道を利用し、新たな道路は敷設しない方針。ツアー1団体当たりの参加人数も15人以内に制限し、観光中のゴミはすべて保護区外に持ち帰ってもらうことになるという。また、平均海抜が4千メートル以上なので、参加者の安全を確保するため、年齢を50歳以下に制限し、保護区に入る前に健康診断と保険加入を義務づけたうえ、ツアー中は医師が終始同行する。(新華網2009-1-24)

 
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