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抄訳: 現地ニュース 2009年2月16日 (2)  一覧ページへ
 
1.

河南省で4千年前の岩画を発見

 河南省新鄭市にある具茨山でこのほど、岩画(岩壁や洞窟に描かれたり、刻み込まれた形象)が発見された。中国科学院などの専門家が2ヶ月余りに及ぶ実地調査を行った結果、今から4千〜8千年前のものであることがわかった。具茨山の岩画は、岩に刻まれた円形や四角形、網などの記号からなり、その数は3千以上にのぼる。この発見は中国中部地域における岩刻・岩画の考古学的な空白を埋め、黄帝文化を含むこの地域の古代文化の研究に新たな資料となり、学術的に重要な価値をもつという。(新華網2009-2-01)

2.

春節期間、観光客数・観光収入とも大幅増

 今年の春節期間中、観光地はどこも人でごった返し、各地で観光客数と観光収入がいずれも大幅増となった。北京をはじめとする19カ所の主要観光都市に関する統計によると、春節の7連休中、北京や杭州、山東、江蘇、浙江、広東などでは2割から4割の住民が旅行に出発。また、同地域を訪れる観光客数とそれによる収入はいずれも15%ほど伸びた。
 そのうち、北京を訪れた観光客は延べ300万人、観光収入は20億元以上に達し、前年同期に比べ、それぞれ20%と30%以上増えたという。中国人の海外旅行は金融危機の影響を受けなかったようだ。旅行社によると、人気のある東南アジアや日本、韓国などへの観光客数も増え、台湾が新たな観光地として、渡航者が1日延べ3000人を突破したことがわかった。(中国国際放送局2009-2-01)

3.

北京「胡同ファミリー」、春節期間中に1万人の観光客

  北京市西城区観光局によると、春節(旧正月)期間中に、西城区の古い町並みにある「胡同」の民家でホームステイした観光客が、延べ1万人近くに達したという。ホストファミリーは北京の伝統的な軽食などを用意して、観光客に北京市民の年越しのムードを体験してもらった。
 西城区にある40軒余の「奥運人家(五輪ホストファミリー)」が五輪後、「胡同ファミリー」に改名して観光客を迎えているが、新しい「ファミリー」も選抜され、次々登場している。「胡同ファミリー」は中国の文化をより楽しむことができるため、人気も高い。年末まで予約がいっぱいになった「ファミリー」もいるという。(中国経済網2009-2-02)

4.

京滬高速鉄路の駅、天津西駅が建設着工

 北京〜上海間を結ぶ高速鉄道「京滬高速鉄路」の天津西駅の建設工事が2月4日、正式に着工された。総敷地面積約68万平方メートル、地上2階地下3階で、完工まで3年半かかるという。
 今回新たに建設される同駅は、京滬高速鉄路の重要なプロジェクトのひとつであり、完成後には地下トンネルで天津駅につながる。また、在来線、高速鉄道、都市軌道交通、道路などが集結した大型の総合的な交通のハブとなり、利用客は駅構内で各交通との「距離ゼロ」の乗り換えが可能となる。(中新網2009-2-04)

5.

安徽省蕪湖で、古い税関鐘楼の鐘再び鳴る

 長きにわたり様々な歴史の変遷を経てきた安徽省蕪湖市の旧税関鐘楼(時計台)が修復を終え、春節(旧正月)より、長らく途絶えていた時を告げる鐘の音が復活した。1919年7月に税関として建設されたこの鐘楼は、2001年に市級文物保護単位に認定。現在省級文物保護単位への申請が行われている。(人民網2009-2-05)

6.

北京・瀋陽間高速鉄道の建設、6月に着工

 北京〜瀋陽間を結ぶ高速鉄道「京瀋高速鉄路」の建設工事が、今年6月に着工することになった。時速350キロ対応で設計。完成後は同区間が最短2時間18分で結ばれることになり、現在運行している新型高速列車(動車組)に比べ約1時間半短縮される。
 全長687キロメートル、合わせて14の駅を設け、北京、承徳、朝陽、阜新、瀋陽などの大都市を経由する。鉄道省によると、同鉄道の運行は直通のほか、途中停車なども計画されている。竣工は2012年の予定。(騰訊網2009-2-06)

7.

上海・南京間高速鉄道、2010年万博前に開通

 2010年の上海万博までに、上海〜南京間の高速鉄道を完成させる目標が発表された。もともと4年の工期が2年に縮まることになる。同高速鉄道は、上海〜北京の高速鉄道とは別路線で、時速250キロ対応で設計される。上海鉄道局では、09年にあわせて600億元を投資するという。万博前に開通させるため、上海〜杭州、上海〜南京高速鉄道の建設も急いで進められる。
 また、上海の新しい交通ターミナルとなる虹橋駅に関しても、2010年5月1日までに開業する方針が明らかにされた。そのほか、南京南駅、杭州東駅など巨大鉄道ターミナルの建設も計画。これら鉄道網の整備により、2012年には現在のように鉄道切符が買いにくいという状況を改善させるとしている。(新華網2009-2-06)

8.

上海から昆明まで10時間、滬昆高速鉄道を建設へ

 中国鉄道部によると、北京〜上海間高速鉄道計画に続き、上海〜昆明間高速鉄道の建設工事を09年度中にも開始することが明らかになった。工期は5年と見られている。ルートは上海から杭州、南昌、長沙、貴陽を経由し、昆明まで繋がる。総延長2066キロメートルで、完成すれば中国で最も長い旅客用鉄道となる。時速350キロ対応で設計され、長沙から杭州まで3時間、上海までは4時間で結ばれる。また、上海から昆明までは約10時間と、現在の37時間と比べ大幅に短縮される。(東方網2009-2-09)

9.

北京で中国無形文化遺産伝統技芸大展が開幕

 中国無形文化遺産伝統技芸大展が2月9日、北京の中国農業展覧館で開幕した。同展示会は国家関係部門及び北京市人民政府の共催で、2月23日まで行われる。新中国成立以来、最大規模の最も多様な伝統技芸展として、民間の職人1176名が参加。貴重な実物2322点も展示される。
 同展示会は以下5つの部門からなる。
 一、中国無形文化遺産伝統技芸展
   切り紙細工・絵画、印刷・内装、陶磁器、彫塑彫刻、金物鍛造、製茶、木工、編み物
   捺染・刺繍、伝統的な医薬等。
 二、中国の伝統的工芸製品の販売・注文会
   商品販売、注文に関する交渉活動の展開。
 三、中国の伝統的な料理と副食品加工技芸展
   出展者は北京、上海、山西、山東、江蘇、福建、河南、陝西、内モンゴルの「老舗」。
 四、北京市前門大街での元宵節(小正月にあたる)民俗活動
   北京の伝統的な民俗活動を主とし、また河北、山東、河南等地域からの伝統的舞踊、民俗
   演芸活動を行う。
 五、無形文化遺産の生産性方式保護フォーラム。
(新華網2009-2-09)

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