日食を宇宙からながめると、太陽と地球の間に月が入り、月の影が地球の表面に落ちていることがわかります。影になった地域だけで日食が見られます。月と太陽は、地球からの見かけの大きさがほぼ同じです。そのため、月が太陽を完全に隠すことがあります。このときに見られるのが「皆既日食」です。
一方、太陽、月、地球の距離は少し変化するため、月の見かけが太陽より少し小さいこともあります。このときに完全な日食が起きると、太陽の縁だけが見える「金環日食」になります。
太陽の一部が月で隠されることを「部分日食」といいます。部分日食では太陽と月と地球が完全に一直線にならない場合や、皆既日食が起きている地域の周辺で起こります。
それは、部分日食では絶対に見ることのできない、コロナ、プロミネンス、ダイヤモンドリング、本影錐などが見えることにあります。今回の規模を超える皆既日食は、2132年6月13日までありません。
この今世紀最大といわれる皆既日食ですが、国内では皆既帯を通る陸地が限られています。弊社では超効率的な日程と快適な観測環境で楽しめるツアーを企画いたしました。ご用意した観測地は、上海東南端の広大な公園にある湖畔です。
天文ファンにも夏休みの家族旅行にもおすすめです。
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※Astro Arts Inc社 Eclipse Navigatorによる算出データ ※平均月縁(月を完全な球体と仮定)による計算 ※月縁の地形や観測機器の設置高度などにより、誤差が生じる場合があります。 ※UT(UNIVERSAL TIME):世界標準時刻 LST(LOCAL STANDARD TIME):中国現地時刻