また、1度の旅ですべてを巡る“順打ち”の他、何度かに分割して巡る“区切り打ち”、県ごとに4回に分けて巡る“一国参り”、順序を無視して巡る“乱れ打ち”などの方法も認められており、各自の予算やスケジュールに応じて巡ることができる。
たしか“水曜どうでしょう”では、大泉洋が車遍路で24時間完全制覇していたような。。。

↑関東からは、神戸から淡路島を縦断して鳴門から入るルートが早い。
“遍路”といえば白装束に杖と菅笠姿がまず思い浮かぶが、他に手甲や数珠、脚絆や持鈴など18品にも及ぶ巡拝用品をすべてを揃えると軽く3万円もの出費を要してしまうため、容姿も個人のスタイルに応じて選択できる。
最低限だけ揃えたいという人は、予算によって生地や色が選べる袈裟、金剛杖(これは弘法大師の化身とされる)の他、線香・ロウソク・数珠や各札所で名刺代わりに使う納札を入れる巡拝バッグだけでも差しつかえはない。これなら、1万円前後の予算からスタートできる。

↑ 1番札所・霊山寺の売店。ここですべての遍路グッズが揃う。
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