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A ホテルの浴室にて
これはまたよくある話ですが、過去に数回経験しました。特に欧州・北米でのケースです。
ホテルにチェックイン後、お客様はバスタブにお湯を入れ、TVを見ていたところ、お疲れであったのでしょうか、ウトウトと40分ほど気持ちよく眠ってしまったそうです。
ハッと起き上がったところ、床のじゅうたんが濡れているではありませんか!原因がわからずトイレに行くと、バスタブのお湯が溢れていまして、浴室を通過し、部屋のじゅうたんまで染み渡っていました。
お客様からの電話にて飛んで行きましたが、後の祭りです。部屋のじゅうたん一面に水が浸み込んでいました。
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早速ホテルのスタッフを呼び、処置をとりましてお客様は他の部屋に移動いただきましたが、なんと漏水が下の階の壁まで染み渡ってしまい、結果的にはホテルから修繕費として80万円請求されました。
お客様は保険に加入されていましたので、事なきを得ましたが、海外のホテルは日本のように水まわりが良くありません。
また、バスタブですが、お湯があふれる前に排水する機能がついたバスタブは、欧州のヨーロピアンタイプのホテルにはまずありません。
この時のように、トラブルの損害が保険で解決できる範囲内であればよろしいのですが、他の部屋まで及ぶ場合は修繕費だけで納まらないケースがあるそうです。
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チェックイン時にお客様への案内の1つとして、ひとことお伝えしても良い事項ではないでしょうか。
B レストランにて
ローマに滞在した際のことです。グループのリーダーより、メンバー12名全員で3ツ星のレストランでランチをとの希望をいただき、早速手配(私も一緒)しまして、勇んで出かけました。
ランチとはいえ、フルコース(メインで肉・魚両方いただけるタイプ)でありました。
前菜のパスタがサービスされ、食事がはじまりますと、メンバーの中の2人、「もっといただけないか?」とおかわりされた方がいらっしゃいました。おかわりといっても日本のレストランで出されるパスタ料理1人前。次の頁へ>>
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