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 ホーム > SWANフォトギャラリー > “蒼穹の昴”西太后の陵墓・慈禧陵と薊県の見どころ  【1】 【2】
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ドラマ“蒼穹の昴”で再び脚光を浴びている西太后は、稀代の悪女としても世界にその名を知られており、逸話にはことかかないが、その棺は歴代皇帝と同じく、北京東郊外の河北省遵化にある清東陵に納められている。

清東陵(定東陵)は、明の十三陵や清西陵などとともに、“明・清代の皇帝陵墓群”として世界遺産に登録されており、清東陵には、順治帝・康熙帝・乾隆帝・咸豊帝・同治帝の5人の皇帝と、西太后・東太后をはじめとする14人の皇后、136人の妃嬪が葬られている。

うち、地下宮殿まで見学が可能なのは、乾隆帝の裕陵と西太后の慈禧陵の2ヶ所。中でも慈禧陵は、通例であれば皇帝と一緒に葬られるべき西皇后が、皇帝と同等の陵墓を構えた特異な例として興味深い。

内部を支える柱には、24金で彫られた龍の装飾がされていたが、国民党に持ち去られた。
龍は皇帝、鳳凰は皇后の象徴とされ、通常は左右に並んで彫られているが、この西太后のものだけは、鳳凰が上から龍を見下ろしている構図になっている。
地下宮殿は他の皇帝のものと比べるとひと回り小さいとされているが、発掘時、その棺の周囲は、数多くの宝石や貴金属で埋め尽くされていた。

清東陵へは、北京から高速を利用して約1時間半の薊県から行くのが便利。

薊県には、万里の長城(黄崖関)や歴史のある古刹もあるので、たっぷり1日を費やして観光することができる。

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