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ma杭州・銭塘江大逆流の旅 【1】 

●銭塘江の大逆流
その地形と引力の相乗効果で発生する特異な自然現象―“銭塘江大潮”を見に行こう

杭州湾マップ 上海の南・杭州湾にそそぐ銭塘江は、その河口から上流にかけてラッパの口ように急激に川幅が狭まることから、太陽・月の引力の作用によって、満潮時にはその河の流れが逆流することで知られている。

←杭州湾マップ(クリックしてください)

逆流は、満月の前後1週間程度に発生し、1年を通して見ることができるが、特に旧暦8月18日(2011年のカレンダーでは9月15日にあたる)が最大といわれ、南米・アマゾン川のポロロッカと並んで、地球上最大の大逆流を見ることができる。


2011年潮官観潮時刻表
(資料提供:浙江省) →

2011年潮官観潮時刻表

例年、その大逆流の波に市民が呑まれて行方不明になるケースが絶たないため、大逆流通過時の前後には、一時的に沿岸は立ち入り禁止となる。

杭州周辺の蕭山や塩官、海寧などには、大逆流を見物するための専用の観潮台が設置され、中国国内はじめ、世界から見物客が訪れる。

特に今年は潮が高いと事前から予測されていたため、最大とされる9月15日には、その見物客は50万人にも達し、中国各地のテレビ局が、その様子を生中継で全国に放映した。

9月14日(蕭山)及び15日(塩官)の大逆流の様子をレポートする。


9月14日(水) ●蕭山
蕭山は杭州市から南へ約30分。空港や紹興からもほど近く、外国人見物客が訪れることが多い。

蕭山 観潮祭 蕭山では、9月15日をはさんだ約1週間、観潮祭が開催され、民族舞踊などが披露された。

逆流の白い波が見えてきた
吊り橋の先に、逆流の白い波が見えてきた。

銭塘江-ゆっくりと通り過ぎる大逆流 高層マンションの前をゆっくりと通り過ぎる逆流。河岸は立ち入り禁止である。
船にぶつかる銭塘江の逆流
漁船に衝突した波は、その船体を激しく揺さぶる。

銭塘江の逆流が蕭山通過 13:40ほぼ予測時間通りに大逆流が蕭山通過。波の高さは約3メートル。

9月15日(木) ●塩官
杭州市から東へ約40分。最も高い潮が見られる場所として知られ、中国人見物客が殺到する。

塩官の城壁
塩官はもともと国家専売であった塩を監督した街で、多くの著名人を輩出。旧市街は城壁で囲まれている。

塩官の観潮台
運河の水量を調整する水門施設が臨時の観潮台として設営される。

遠くに見える逆流の白い波
遠くに逆流の白い帯が迫って来た。

ライブ中継のテレビ局のヘリコプター
ライブ中継のテレビ局ヘリ。全国に生中継された。

潮の高さは4メートル
潮の高さは4メートル。

遡る波
“ザーッ” という音とともに

遡る波 自転車ほどの速度でさかのぼって行く。

逆流通過直後 通過直後は大量の海水が渦を巻く。

塩官を通過した大逆流 9月15日、13:55に塩官を通過した大逆流。


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