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インド国内線の機内食

まるでターリーそのもの、しかも美味かった(少なくとも自分にとっては)。ムンバイからバンガロールへの移動の時は、フライトアテンダントが聞き間違えてベジタリアン用がきてしまった。それはそれで香辛料も効いていて、まあまあの味付けだったが、やはり肉料理を食べ慣れている身にとっては、満腹感はいまいち得られなかった。

南部のIT都市・バンガロールで、商談相手の社長がベジタリアンだったために、まる2日間、野菜料理だけの洗礼を受けたS社長が、3日ぶりの懐かしい肉料理を食べながら、「インド人はベジタリアンが多いから、血や熱が身体に足りずに、寒がりが多い!」 と力説していたが、そういえば、気温が25度もあるのに、やたら長袖を着て、毛糸の帽子やマフラーをしている輩が多い。気温2℃の東京から来た身からすれば暑いインドだが、夏の気温が50度近いインドにしてみれば、25度は極寒か?

 社長の説は一理あるかも知れない・・・。

(M.N)

(1) カリー中毒のお嬢さん
(2) そしてリピーター
(3) インドの定食
(4) ベジ?ノンベジ?
(5) 機内食もカレーです

話を戻そう。インドの国内線では、短距離路線でも機内食が出る。デリーよりジャイプールへはほんの30分程度のフライトだったが、どうやって機内食を出すのかというと、何と離陸前に先に配ってしまうという荒業をやってのけるのだ。例の、“VEG OR NON-VEG?”で選択するのだが、これが予想に反してなかなかの本格派だった。2種のカレー(カリー?)にライス、チャパティ、ヨーグルト、アチャールというインドの怪しいピクルス、デザート、そして食後のアフターミント(インド料理屋のレジの横で見かける砂糖と種みたいなの。)まで付いている。

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