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八百長なし!“牛の角突き”
平成23年場所開幕!
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山古志村の“牛の角突き”

 美しい棚田が連なり、NHKの連続テレビ小説「こころ」の舞台にもなった風光明媚な山古志村の“牛の角突き”の歴史は古く、その起源は600年前とも1000年前ともいわれており、日本で唯一、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。その特徴は、“勝敗をつけないこと”。

もともと神事として行われてきた歴史もあり、

1. 家族のように育てた牛が流血したり、死んだりするような死闘はするべきではない。
2. 徹底的に戦わせて勝敗をつけると、負けた牛に負け癖がつき、闘争心を失ってしまう。
3. 牛の犠牲を少なくし、伝統を長く続ける。
4. 勝負をつけないことによって賭博をさせない。
5. 勝敗による村民同士の関係悪化を避ける。

ことを守り続けた独自のルールで行われている。
とはいっても、牛がそのことを認識しているわけはなく、体重が1トンを軽く超えるような巨体同士の戦いはまさに真剣勝負!

体重は軽く1トンを超える
体重は軽く1トンを超える

 “ドゴッ!”という鈍い音とともに頭同士がぶつかったかと思うと、その角を使って相手を傷つけたり、時折、ぶつかった衝撃でその巨体が宙を舞ったり、角が“ボキッ”折れてしまうことも。。。。

ぶつかる瞬間の音が響き渡る
ぶつかる瞬間の音が響き渡る

 また、勝負が決する直前のタイミングを見計らって、勢子(せこ)とよばれる若衆が、まだ闘志満々の牛同士をその力と技で引き離して“引き分け”にもっていく光景も見どころ。まだ戦い足りない興奮収まらない牛が振り払った角で、勢子が怪我をしたり、飛ばされてしまうこともしばしばだ。


興奮した牛同士を命がけで引き離す勢子衆
興奮した牛同士を命がけで引き離す勢子衆

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