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 ニュース 中国編 5.26更新 ― 

1.

拉薩の大昭寺、一般公開を再開

  拉薩(ラサ)で3月14日に発生した深刻な暴力犯罪事件により2カ月間閉鎖していた大昭寺(ジョカン寺)が16日午前、一般公開を再開した。大昭寺を囲む八廓街(バルコル)を巡礼しながら回る多くの信徒らの活気に満ちた姿が再び戻ってきた。
 大昭寺は647年にチベット王ソンツェン・ガンポが文成公主の西蔵(チベット)への嫁入りを記念して建立。その後、何度も修繕や拡張が行われ、現在の大規模な建築群が形成した。正殿の中央には文成公主が長安から持参した12歳の釈迦牟尼身金銅像が奉られている。拉薩が「聖地」といわれる所以はこの仏像に関係する。大昭寺は建立後、元・明・清の歴代王朝によって修繕や拡張が繰り返され、現在の規模にまで広がった。大昭寺はチベット仏教の中で最高の地位をもつ。2000年には布達拉宮(ポタラ宮)の拡張事業として世界文化遺産に登録された。(中新網2008-5-16)

2.

世界文化遺産「二王廟」の正殿が倒壊

 国家文物局は15日、世界文化遺産に登録された都江堰の「二王廟」の正殿が倒壊し、四川、重慶、甘粛などの省と市の文化財や博物館の被害が深刻であることを明らかにした。
 四川省文物考古研究院と成都市文物考古研究所に保管されている文化財の被害は深刻である。また、重慶では全国重点文化財保護機関2ヶ所や市級の文化財保護機関9ヶ所、中国三峡博物館なども被害に遭った。 
 甘粛省では11ヶ所の全国重点文化財保護機関や、6ヶ所の省級文化財保護機関で、建物に亀裂が現れ、一部が倒壊したことになった。(中国国際放送局2008-5-16)

3.

四川大地震、国家重点文化財65カ所に深刻な被害

 四川省は古来より人材の宝庫として知られる。ブン川市は伝説的な帝王・大禹の故郷であり、李白、武則天、蘇軾も四川の地が生んだ。今回の大地震により四川省にある数千年の歴史をもつ数多くの遺跡に被害が及んだ。有名な世界文化遺産の「都江堰・青城山」、武侯祠、杜甫草堂、王建墓、三蘇祠などの名所旧跡はすべて傷を負ったという。
 国家文物局はマスコミに対し、「19日現在、四川全省の全国重点文化財保護単位128ヶ所のうち、65ヶ所で何らかの被害を受け、また省グレードの文化財保護単位119ヶ所でも損傷があった」と表明した。60ヶ所余りの博物館、記念館、文物倉庫などの建物が全壊か半壊し、収集されている芸術品は841件が破壊され、そのうち貴重な文物は148件がある。(京華網2008-5-22)

4.

四川大地震、パンダ3頭がなお行方不明

 中国臥竜ジャイアントパンダ研究センターの最新報告によると、保護区で飼育していたパンダ3頭がなお行方不明のままであることがわかった。「団団」「円円」を含む他のパンダの状況はほぼ安定し、簡単に修復した小屋でまとめて飼育を行っているものの、スペースにゆとりがない状態だ。
 国家林業局は18日、今回の地震により臥竜自然保護区管理局で5人が死亡、パンダの飼育小屋32棟のうち、14棟が全壊、18棟が大きく損壊するなど建物の損壊が著しいことを発表した。同基地では現在、63頭のパンダを飼育している。地震発生当時、6頭が行方不明となったが、職員が山の中から3頭を助け出した。残る3頭の行方は依然わかっていないという。(新華網2008-5-18)

5.

五輪パンダ8匹、予定通り24日に北京へ

 四川大地震の震源地に近い臥竜パンダ自然保護区では、地震で道路が寸断されている影響で物資が届かず、パンダの餌不足が深刻化、また、パンダ飼育施設の被害が大きく、多くのパンダは修復済みの臨時の飼育施設の中に入れられている。そのため、もともと、日程が遅れるであろうとされた北京行きを予定通りに進めることになった。だが、予定されていた送別会などは、四川地震のため全てキャンセルとなった。
 北京動物園から19日に得た情報によると、五輪期間、観光の目玉となる8匹のパンダは、すでに臥竜パンダ自然保護区から成都に向け出発しており、5月24日には、北京行きの特別機に乗り込む予定をしている。  この度の地震により、パンダの情緒も不安定になっている。そのため、北京行きの全行程において、普段接している飼育員が付き添い、世話をする予定だ。(中華網2008-5-20)

6.

北京鉄道局、列車乗車券のネット販売を開始

  このほど、暮らし検索エンジンKooxoo(酷訊網)は、北京鉄道局乗車券販売代理店と提携し、インターネットを通じての鉄道乗車券の販売を始めた。Kooxooによると、利用者はKooxooネットにアクセスして、指定すれば、北京を発着する列車の乗車券を購入できる。インターネットによる鉄道乗車券の購入は、中国で初めてである。(中金在線網2008-5-19)

7.

北京北駅、新ターミナル建設工事がスタート

  北京市西直門の西環広場北側にある北京北駅で、今日の午前、新ターミナルの建設工事が始った。新ターミナルの建設面積は2万1442平方メートルで、地下2階、地上6階からなっており、地下鉄とバスの乗り換えが便利になるよう設計されている。新ターミナルは今年末に竣工する予定で、北京の新しいシンボル的な建物となる。(京報網2008-5-21)

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