江蘇省、蘇州市と南通市を結ぶ蘇通大橋が正式開通

　江蘇省の蘇州市と南通市を結ぶ世界最長の斜張橋・蘇通大橋が6月30日、正式に開通した。全長32.4キロ、長江にかかる中央径間1088メートルの大橋部分と南北の連結部分の3部分によって構成される。基礎部分の深さ、主塔の高さ、ケーブルの長さ、中央径間の長さの4項目で斜張橋の世界記録を達成した。（中新網2008-6-30）

新北京北駅、8月1日に一部供用開始へ

　6月30日、北京北駅中心棟工事は最後の鉄筋コンクリート流し込み作業が完了し、駅舎主要部分が完成した。新北京北駅は8月1日よりの一部供用開始が計画されている。
　北京北駅の改築工事は今年1月8日に開始され、作業担当者らは工事計画を厳格に管理し、僅か6ヶ月にも満たない期間で、駅舎主要工事を完了した。北京北駅は今回の改築工事により、延べ床面積は2300平方メートルから2万1442平方メートルに拡張され、利用可能旅客数は91万人から一挙に450万人に増加する。新駅舎は地下2階、地上6階建て、設計耐用年数50年間、最大収容人数は5千人となっている。（中国経済網2008-7-01）

太原空港、五輪専用の新ターミナルビルが竣工

　北京五輪開催中に北京首都空港のサポート空港となる太原空港の新しいターミナルビルがこのほど、竣工最終検査と民間航空業界の最終検査を通過した。新しいビルは第2ターミナルビルと命名され、建築面積は5万5000平方メートル、五輪開催中に着陸する航空便専用のターミナルビルだ。（捜狐網2008-7-01）

北京の保利劇場で、大型雑技を上演

　中国雑技団は7月4日から8月31日にかけて、北京の保利劇場で大型雑技「SPLENDID・一品一三絶」を上演する。
　中国雑技団の団長は、「この作品は戯曲、武術、バレー、声楽、器楽といった芸術を融合したものとなって、舞台では雑技とその他の芸術が互いに引き立てあっている」と述べた。「SPLENDID・一品一三絶」には、13の演目があり、国内外のコンクールで優勝した演目が10種類取り入れられて、中国雑技団の歴史上でも一番優れた作品だといわれている。（中国国際放送局網2008-7-03）

青海省格爾木市、塩湖を特色ある観光地へ

　「塩湖の都市」として知られる青海省格爾木(ゴルムド)市で近年、特色のある観光地づくり「夢幻塩湖」が進められている。察爾汗（チャルカン）塩湖では毎年、美しい「塩の花」や、広々とした湖の景色、塩づくりの情景と壮大な工業生産基地を観光しに多くの旅行客が訪れる。2007年には、国内外の観光客は76万人以上、旅行業の収入は1億元余に達した。（新華網2008-7-03）

黒竜江省斉斉哈爾市、最大の丹頂鶴人工繁殖基地

　中国東北部の黒竜江省斉斉哈爾（チチハル）市にある黒竜江扎龍国家自然保護区にはここ20年余りで、人工繁殖による丹頂鶴の数が800羽近くになった。保護区管理局の副局長は、「この保護区では、八十年代の初めから、丹頂鶴の人工繁殖に取り組んできた。ここ数年、人工繁殖の数は毎年平均して40羽ほどで、成功率は90％を超えている。今年の繁殖数は50羽以上に達した。」と述べた。扎龍国家自然保護区は現在、世界で最大の野生丹頂鶴の繁殖と生息地であり、毎年、ここには400羽ぐらいが生息しており、世界の渡り鳥丹頂鶴の30％を占めている。（人民網2008-7-04）

五輪身分証明カード、7月8日から有効に　

　北京出入国辺防検査総站は5日、五輪身分証明カードの有効期間を7月8日0時から9月23日24時までとすることを発表した。パラリンピックの身分証明カードの有効期間は、8月6日0時から10月16日24時まで。　 この身分証明カードは「オリンピック憲章」「開催都市契約」など関連規定、および中国政府の五輪招致時の約束に基づき、オリンピック・パラリンピックへの参加資格をカードの所有者に与える証明書で、オリンピック（パラリンピック）ファミリーとスタッフを対象に配布される。
　 オリンピックファミリーとは、国際オリンピック委員会（国際パラリンピック委員会）のメンバーと賓客、各国・地域のオリンピック委員会（パラリンピック委員会）のメンバー（出場選手やコーチなど）や賓客、国際競技連盟（国際身体障害者スポーツ連盟）のメンバーと賓客、国際オリンピック委員会（国際パラリンピック委員会）のスポンサーと賓客、開催国組織委員会の指導者と賓客（政府指導者や北京オリンピック組織委員会の役員や賓客など）、試合中継をする事業者や中継権を持つ放送局、活字・撮影メディア、その他大会組織委員会の代表の計8グループを指す。五輪スタッフとは、主に五輪会場に出入りして業務を行う、オリンピック組織委員会が雇用する人を指す。 外国人および台湾地区のオリンピック（パラリンピック）ファミリーのメンバーは「入退場有効証明」と明記された身分証明カードを所有していれば、ビザの申請をせずに、有効期限内に何度でも五輪会場への入退場ができ、中国国内での滞在が可能となる。五輪スタッフは身分証明カードを所持していても、出入国前のビザ申請が必要。（人民網2008-7-06）