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 中国ニュース抄訳 715 更新  ― 

1.

上海石庫門、改造工事が始まる

 上海に現存する最大の新型石庫門集合住居群・「建業里」保護プロジェクト改造工事がスタートした。
  上海市徐匯区関連部門によると、建業里プロジェクトでは、住居群の原型を忠実に再現・修理し、上海の伝統的な建築スタイルである「石庫門」を特徴とした賃貸・分譲マンションに改造する計画という。工事は2010年の上海世界博覧会までにすべて完了の見通し。
  建業里は1930年から1938年にかけて建築された。当時の状態がほぼ完全に保存されている部分は、占有面積1万7000平方メートル、家屋数260棟で、いずれも煉瓦・木造造り2階建て、壁と屋根には江南民家の特色が色濃く出ている。長年にわたる使用により、家屋の壁のひび割れ、木造部分の腐食、湿気防止力の消失、などといった問題が起こっている。改造後の建業里は、全体の40%が石庫門住宅エリアとして復活、残りのエリアには石庫門を特徴とするサービス式マンション(入居世帯数80−100世帯)が誕生する。(新華網2008-7-06)

2.

「福建土楼」が世界遺産に

 カナダのケベック・シティで開催中の国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の第32回世界遺産委員会から北京時間の7日明け方、各国代表の審議を経て、「福建土楼」が世界文化遺産として「世界遺産リスト」に登録されたという吉報が伝えられた。
 世界遺産委員会に出席している福建省文物局の局長は、「『福建土楼』は東洋の血縁関係および共同生活を営む民族の伝統文化に根を下ろす重要な歴史的証言として、国連の『世界遺産条約』第3、4、5条の基準を満たし、今回『世界遺産リスト』に登録された」と喜びを伝えた。今回、世界文化遺産に登録された「福建土楼」は福建省の永定県・南靖県・華安県に残るあわせて46棟の土楼からなる。(人民網2008-7-08)

3.

江西省の三清山が世界遺産に

 第32回世界遺産委員会ケベック会議で北京時間の8日明け方5時18分、江西省の三清山が「世界遺産リスト」に正式登録された。
 三清山は江西省上饒市の東北部に位置し、14億年の地殻変動を経て、世界に二つとない花崗岩が林立する地形を形成している。国務院が1988年8月、国家重点景勝地に指定した。(人民網2008-7-09)

4.

西安の地下鉄1号線 来年初めに全線着工

 中西安市重点建設プロジェクト推進業務会議によると、西安の地下鉄1号線が来年初めに全線で着工する見通しであることが明らかになった。同地下鉄の試験区間の工事は今年10月にスタートする計画だ。
  計画中の西安地下鉄1号線は、西は咸陽市森林公園から東は紡績城までを結ぶ全長31.8キロメートル、2期に分けて建設される。第1期工事は后囲寨から紡績城までの区間で、区間全長は25.5キロメートル。第1期工事では合計19駅を設置、そのうち地下駅が15駅、高架駅が4駅で、投資総額は121億9000万元だ。(中国公路網2008-7-08)

5.

北京−天津高速鉄道、唐山まで延伸

 新たに建設される唐山北駅から唐山駅までの鉄道の旅客輸送路線工事はすでにプロジェクト確定の承認がおり、年末には工事着工が予定されている。京津城際鉄道(北京−天津高速鉄道)を唐山まで延伸するプロジェクトはすでに鉄道網整備の計画に組み込まれている。
  同鉄道の唐山までの延伸プロジェクトは、京津秦(北京−天津−秦皇島)鉄道旅客輸送専用路線の一部分で、時速は300キロに設計されている。唐山北駅から唐山駅までの鉄道全長は26キロメートル、この工事は2年間かかる。完成すると、唐山から天津までを約30分で結び、唐山から北京に入る場合もその所要時間は1時間ぐらいになる。(中国網2008-7-09)

6.

第一回盤錦国際湿地観光週間が始まる

 遼寧省盤錦市で、国家観光局と遼寧省政府などの主催により、9月7日から14日まで、第一回盤錦国際湿地観光週間が開催されることになった。期間中、湿地に関するシンポジウム、商談会、写真展などが行われる予定。周辺にある「赤い海辺」、「鼎翔生態パーク」、「遼河文化産業パーク」、「石碑パーク」、「遼河緑水湾」、「日清戦争犠牲将軍の墓地」などの観光地も公開される。
  盤錦市は遼寧省の南西、遼河デルタ地域の中心部に位置し、大連港から300キロ。南は渤海の遼東湾を面し、地勢が平坦で、山が少なく、年平均気温は9.5℃、人口は128万人。総面積の8割を湿地が占めており、「鳥の天国」、「北国の湿地の町」などと呼ばれている。貴重な鳥類が263種が生息しており、タンチョウヅルやズグロカモメなど国家一級・二級保護動物がいる。(中国国際放送局2008-7-10)

 盤錦湿地

7.

万里の長城「八達嶺」まで、高速列車が開通

 北京市交通部門によると、北京市内と万里の長城「八達嶺」を結ぶ高速鉄道が8月1日開通するという。  この高速列車は「北京城鉄S2号線」と呼ばれ、時速は120キロ。全長76.63キロメートル、19駅が設けられるが、五輪前に8駅開通される予定。始発が北京北駅、終点が延慶駅となっており、途中、清華園、清河、昌平、南口、居庸関、八達嶺の六駅で停まる。(捜狐網2008-7-11)

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