2019年は7月2日の南米皆既日食に加え、12月26日には中東から東南アジアにかけて金環日食(日本では部分日食)が見られるという、数年ぶりに大きな天文イベントが控える年。
それに先立つ1月6日、日本各地で部分日食が観測され、スワンインターナショナルでも、皆既日食と金環日食の予行練習も兼ねて撮影へ出かけ、全行程の撮影に成功!
さっそくレポートを掲載します。
1週間ほど前までは、関東地方全体に晴天が広がる予報だったため、当初は自宅で撮影できると楽観していたものの、日が近づくにつれ、雲に覆われる予報へと変わり、撮影場所は、ギリギリまで悩んだ末、前日深夜の予報更新を待って、最終的に、茨城県の涸沼(ひぬま)湖畔に決定した。
部分日食は明るい太陽を撮影するため、多少曇っていても雲を通して観測や撮影は可能だが、どうしても雲の影響で光が散ってシャープな画像が得られなくなるため、少しでも雲が薄い場所を求めて常磐道を北へ。
湖畔の空き地に到着したのは、日の出直前。早速機材をセットして、食が始まる午前8時44分を待つ。空には薄い雲が多少流れてはいるが、ほぼ快晴!
観測準備
そして、周囲にまったく誰もいない湖畔を独り占めして、部分日食の撮影開始。
さすがに、最大食あたりからは埼玉方面から流れてきた雲が徐々に厚みを増してきたが、なんとかその切れ間を見つけて、全ての行程の撮影に成功!
幸先いい一年のスタートとなった。
そして、年末間近の12月26日には、日本でも今年2回目となる部分日食が見られるが、中東から東南アジアの広い範囲で金環日食となり、スワンインターナショナルではインドでの観測ツアーを企画中! ※ツアーページはこちら(企画中!) →
M.Nakamura