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撮りおろし!
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2012 トリプル“金” その2
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6月6日 金星の太陽面通過
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2012.6.7
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2012トリプル金・その2〜金星の太陽面通過とは
内惑星(地球よりも太陽に近い軌道をもつ惑星)である金星が、太陽と地球の間に一直線に並ぶことで、太陽面を黒い点となって横切るもので、日本での観測は2004年(130年ぶり)以来8年ぶり、次回観測できるのはなんと105年後という大変珍しい現象です。
6月6日、この現象の撮影に成功しました。レポートはこちら
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2012.6.10
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台風3号の発生と、中国大陸北部からの2つの低気圧の接近で、直前に大きく天気予報が変わってしまった6月6日。
関東、信越から東北・北海道の範囲での観測は絶望的となり、最終的に @福井県越前市 A京都府舞鶴市 B兵庫県宍粟市 C鳥取県鳥取市 D兵庫県明石市 の5ヶ所に絞り、あとは直前の天気予報と目視で決定することにして前日の6月5日夜に東京を出発。
北陸道と名神道の分岐点である滋賀県彦根に深夜に到着。
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そして迎えた6月6日午前3時、空を見上げると、予報よりも雲の動きがずいぶん遅く、晴れ間はまだ近畿に到達していないことがわかり、一路中国道を西へ西へ。
兵庫県に入ったあたりでようやく厚い雲を抜け、東の空から雲を越えて太陽が顔を覗かせた。
西側には青空が広がり、もう大丈夫と、今回の観測地は兵庫県宍粟市にある中国道揖保川PAに決定。
同じく東京から晴れ間を目指して徹夜でやって来たという天文ファンと並び、午前7時9分いよいよ金星の太陽面通過が始まった。
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途中、最大食(10時29分)と、第3接触(13時31分)の前後は多少雲に邪魔されたが、ほぼ全過程において晴天が広がり、次回は105年後の2117年12月11日まで見られないという金星の太陽面(日面)通過の観測を無事に終了した。
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40分ごとの経過
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第2接触前の金星と黒点
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ブラック・ドロップ現象
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金星と黒点
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第2接触〜最大食〜第3接触
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全経過写真
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東京本社営業部
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TEL:03-5201-1001 FAX:03-5201-1002  |
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